流行りものには流されるタイプなので、早速Google Homeを購入してみました。
Google Homeは音声でWEB検索や音楽再生をしてくれるだけではなく、各種スマート家電の操作にも対応しています。しかし、そんなスマート家電はもっていません……。
だがしかし、以前に紹介したスマートフォンで操作できる赤外線リモコン「Nature Remo」と、各種自動化を行えるIFTTTを組み合わせることで、お手軽にスマートホームな環境を実現できます。
Google Home(アシスタント)とNature RemoをIFTTT経由で連携させる
Google Homeに搭載されている音声AIのGoogleアシスタントは、各種サービスを繋げて自動化が行えるIFTTTに対応しています(IFTTTがGoogleアシスタントに対応しているというのが正しいかな?)。
また、Nature RemoもアップデートによりIFTTTに対応しました。ということで、この3つを組み合わせると、Googleアシスタント(Google Home)に直接対応していなくても、赤外線リモコンが使える機器なら音声操作が可能になります。
IFTTTの設定方法
設定の例として、Googleアシスタント経由で部屋の照明(シーリングライト)を点けたり消したりできるようにしてみます。なお、Remoアプリで対象機器の操作ができる状態になっているのが前提です。
IFTTTはスマートフォンアプリとWEBサイト、どちらから設定を行っても構いません。
- 関連:
- IFTTT
トリガーにGoogle Assistantを登録
設定方法は、IFTTTのトリガー(This)でGoogle Assistantを選択。その中から、「Say a sinple phrase」を選びます。
続いて、Googleアシスタントに話すコマンドフレーズを設定しています。今回は「部屋の電気をつけて」を設定しました。この画面では異なる言い方を最大3つ設定できます。なので、「部屋の明かりをつけて」でも反応するようにしました。
なお、ここで設定するフレーズは、Googleアシスタントが認識できる通りに入力する必要があるようです。上手くいかない場合は、スマートフォンのGoogleアシスタントに話しかけて、漢字を含めてどのように認識されるか確認してみてください(今回の場合、「電気を点けて」ではだめで「電気をつけて」にしたら上手くいきました)。
そして、頭に付けている「部屋の」が重要です。単に「電気をつけて」では、Google Homeが元から備えるスマートホームの設定を参照してしまい、ライトが登録されていないとの返答が返ってきました(もちろん「部屋の」ではなく「寝室の」「リビングの」などなんでも構いません)。
「What do you want the Assistant to say in response?」はコマンドが通ったときにGoogleアシスタントに話してほしい言葉です。「Language」にはJapaneseを選びます(英語で返答して欲しいときは、Englishを選びます)。
アクションにNature Remoを登録
次に、「That」の部分です。ここではNature Remoを選びます。また、actionとしては、「Control home appliances」を選択します。すると、スマートフォンのRemoアプリで設定したエアコン以外のコマンドが表示されるので、目的の動作を選びます。今回は「ライト-全灯」です。
最終的には下記のようなAppletsが出来上がります。
音声で照明を操作。同様の方法でエアコンやテレビも操作可能
実際の動作の様子は下記。
ライトだけではなく、エアコンやテレビなどNature Remoが対応してれば(大抵の赤外線リモコンには対応しています)、同様の方法で音声操作が可能です。
ちょっと末来っぽい気がする。
なお、Nature Remoはまだ正式販売が開始されていませんが、10月中旬には一般販売が開始されるそうです。
「LINE WAVEはTVが操作できるのに、Google Homeはできないのかぁ」っと悩んでいる人はぜひ。
追記:10月16日に販売開始されていました。13,000円。
- 関連:
- Nature