葛飾区の観光名所の一つ、堀切菖蒲園で葛飾菖蒲まつりが始まったということで、見に行ってきました。
堀切菖蒲園とは?
菖蒲まつりの前に堀切菖蒲園の紹介です。
始まりは室町時代ともいわれていますが、少なくとも江戸時代には存在し、江戸百景の一つとして浮世絵にも書かれています。
当時の規模からはだいぶ縮小しているそうですが、現在は葛飾区が管理しており無料で見ることができます。
行くなら電車が便利
堀切菖蒲園自体には駐車場がなく、場所的にも住宅街の中にあるため車では少し行きづらいです。
最寄りに京成の堀切菖蒲園というそのままの名前の駅があるのでそこを利用するのが一番楽だと思います(徒歩10分ほど)。
車で行く場合、6月25日までは荒川河川敷に堀切橋駐車場(駐車場案内PDF)が仮設され、そこを利用することもできます(1回500円)。
この仮説駐車場、通常は土日しかやっていないのですが、葛飾菖蒲まつりの期間中は平日も利用できます。
ただ、駐車場から堀切菖蒲園までは少し距離があり、徒歩10分~15分ほどかかります。
土手の階段を昇り降りする必要もあるので高齢の方にはきついかも。
ほとんどの道は河川敷なので、晴れていれば気持ちいいですけどね。
住宅街の中にある堀切菖蒲園
堀切菖蒲園は住宅街の中にあるのですが、その付近の商店街などには「菖蒲まつり」の旗がかけられており、地域ぐるみで盛り上げようという雰囲気があります。
広さ的にはさほどでもなく、7,736.45平方メートルほど。
ゆっくりでも30分もあれば見て回れます。
園内にはいくつかのブロックに分かれた田んぼがあり、約200種6,000株の花菖蒲が花を咲かせています。
カメラを持った人が多かったですが、近くの保育園(幼稚園?)の子供たちも散歩に来たりしていました。
花菖蒲の写真
以下、園内で撮った花菖蒲の写真です。
6月17日には水上バスでも行けます
6月17日には、両国から堀切菖蒲園近くの堀切リバーステーション(荒川河川敷)まで水上バスの特別便が運航されます。
大人4200円、子供2100円とちょっとお高いですが、2時間半かけてのんびりとクルーズ体験ができるようです。
お弁当も出るそうですよ。
堀切菖蒲園自体、「よし、行こう!」と思い立って行くほどのところではない(申し訳ないですが・・・)ですが、水上バスとか、別のイベントごとがあるなら話は別ですね。
なお、葛飾菖蒲まつりは、堀切菖蒲園のほか、都内最大の水郷公園である水元公園でも開催されています。