Facebookが以前からちょくちょく「この投稿は、他の投稿よりも〇〇%パフォーマンスが高くなっています。投稿を宣伝して、より多くの人にリーチしましょう」というメールを送ってきます。そこで、物は試しで、実際に広告を出してみることにしました。
Facebookに広告を出すのは、意外と簡単
Facebookに広告を出す、宣伝をするというと難しそうなイメージがありますが、実際には数クリックで終わる程度の内容です。
ただ、今回は投稿の宣伝だったので、ウェブサイトの宣伝などはまた違ったものになるのかもしれません。
そちらは未経験なので、いずれ機会があれば試してみたいと思います。
広告を出す手順
投稿の宣伝ですが、メールで送られてきている場合はそれをクリック。もしくは自分の投稿に「投稿の広告を出す」というリンクがあればそれをクリックします。
もちろん、Facebookの広告マネージャーから広告を作成してもいいのですが、かなりとっつきにくいので、本格的に広告を出稿しようと考えている人以外にはお勧めしません。お勧めする以前に私が理解していないのですけど。
今回は、上記にもある「新宿マルイ アネックスでビットコイン決済をしてきた」というFacebookページの投稿を宣伝してみることにしました。
広告の設定、誰に広告を見せるかと予算を決める
広告を出すことを決めると、まずどんな人に広告を見せるのか(オーディエンス)を選ぶ必要があります。
Facebookページのいいね数が十分に多い場合には「いいねした人」「いいねした人とその友達」を選べば良さそうですが、今回はサイトの存在そのものを知らない人にも宣伝したかったので、一番上の「ターゲットとして選択した人」を選択。
その後に、当然、ターゲットを絞り込みます。とりあえず日本在住(都道府県なども指定できます)で、コンピューターやモバイルに興味がある人を選んでみました。
最後に広告に掛ける予算と期間を選びます。今回は1日だけ広告を表示、予算は600円としました。ちなみに1日の最低予算は300円。予算を掛けるほど多くの人にリーチできる仕組みのようです。
あとは支払方法(クレジットカードやPayPal、振り込みなど)を選べば準備完了です。
広告の結果報告
広告を出す前の状況としてはリーチ数は163人。いいねの数は6でした。なお、他の投稿のいつもの状況は、リーチ数は100~200人程度、いいねも0~10程度というのが普通です。
広告掲載の結果ですが、リーチ444人(広告以外のも含めてトータル756人)、クリック数21、いいねは広告以外も含めて14となりました。
これが結果としてどうだったのかは、ほかに広告を出したことがないのでなんとも言えません。ただ、少なくともいつもの3倍程度の人の目には触れさせることができたようです。
なおリーチした人の内訳は以下の通り。圧倒的に男性ですね。
Facebookにブログ記事の広告を出すのはあり?
今回の広告により、Facebookページにいいねしてくれた人が増えたり、ブログのアドセンス収入が増えたりといったことは一切ありませんでした。もともとクリックしてくれたのは21人しかいませんし。
そんな感じで使ってみた感想は下記。
- ブログ記事よりもブログそのものを宣伝したほうが良さそう。
- これだ!という渾身の記事があればそれでも。
- アフィリエイトなどで記事で収入が得られる系のものなら広告を出す価値はあるかも。
- 数千円の広告費では何の足しにもならない。
ブログの宣伝目的であれば、代表的な記事をターゲット(オーディエンス)を変えながら週1でも月1でも定期的に広告を打ち続けると、認知度自体はあがるかもしれません。