HTCが主催したHTC U11+/U11 lifeローンチ記念のタッチアンドトライイベントに参加してきました。HTCのファンイベントは全社を挙げての全力投球な雰囲気があって、毎回楽しいです。
日本では出る予定のないHTC U11+とAndroid One X2となったU11 life
まずはHTC U11+から。
6インチ端末ですが18:9の縦長ディスプレイになったことで横幅は狭くなり、持ちやすくなっています。ちなみに横幅は74.9mm。U11は76mm。
底面にはUSB Type-Cポート。
上面にはSIMスロット。U11同様に3.5mmジャックはなくなっています。
基本仕様はおおむね発売中のU11と同じなのですが、サイドフレームを握って操作するEdge Senseに新しいアプリランチャーが追加されています。
実際に試してみたところ意外と使いやすく実用的な感じでした。ランチャーの表示位置(左右の入れ替えなども)は設定可能です。
HTC U11+といえば気になるのがスケルトン仕様のトランスルーセントブラックです。実物を見る前はもっとスケスケなのを想像していたのですが、実際には中心部分が透けているだけで周辺は意外と不透明。
今回、背面カバーの製作過程モデルも見せて頂いたのですが、やはり中心部は透明でありながら、周辺は塗装されており透明感は少な目です。
とても偉い人ではあるのですが、端末撮影時にライトが写りこまないようにと影を作ってくれたりと、気さくな方でした。
グローバルで発売されたのはトランスルーセントブラックのほか、セラミックブラック、アメージングシルバーの3色ですが、検討段階ではブロッサムゴールドなど女性受けしそうなカラーもあったそうです。
なお、残念ながらU11+の日本発売予定は現時点ではないとのこと。今回持ち込まれた端末もグローバル版で技適の表示はありませんでした。
日本ではAndroid One X2としてリリースされるHTC U11 life
もう一機種が、Y!MobileからX2としてリリースされるHTC U11 life。
こちらもデザイン自体はU11、U11+と近いのですが、背面はガラスではなくアクリル製。アクリル製でありながら、いかにガラスっぽく、かつガラス面などと融合したように見せるのかで苦心したようです。
U11+よりもかなり軽く、正直なところ安っぽい印象は受けます。
USB-Cポートが底面にありますが、位置が中心ではなく、右にズレているのがちょっと気になりました。
スペックとしてはミドルクラス。ただEdge SenseやUSonicイヤホンも付属するなど、ハイエンドなU11の特徴を受け継いでいます。
なお、こちらも色々なカラーバリエーションを検討していたとのことで、そのサンプルも公開してくれました。
もし2万台以上売れるとの確約が取れるなら、日本オリジナルカラーを出すことも検討してくれるそうです。
なお、Y!Mobileでの2年間での実施価格は約2万円程度ですが、新規での一括価格は6万7932円。正直なところかなり割高な印象です。
長期契約での割引を前提にした価格付けなのでしょうが、Y!Mobileの専売というあたりも効いているのでしょう。
でも付属するUSonicの価値を約1万円とするなら、それほど割高でもないかな?
カメラ比較
せっかくの写真のサンプルも。
U11 life(X2)のカメラ、悪くはないのですが、暗所は苦手っぽい感じ。また、シャッターの反応もU11+と比べてしまうとワンテンポ遅く感じます。
グループ別に行われた、今後のHTC端末に欲しい機能を考えるグループワークでは、ハイエンドカメラを安く(U11+のカメラをU11 lifeに)という意見もでていました。カメラの性能はSoCに引っ張られる部分もあるので難しいところではありますが、ぜひとも期待したいです。
Twitterフォロワー2万人達成
HTCのTwitterアカウントが、フォロワーが2万人になったらU11ソーラーレッドをSIMフリーで発売&5台プレゼンのキャンペーンですが、このイベント当日に見事2万人を超え、小島社長自らサンタ帽をかぶり、クラッカーを鳴らしてお祝いする一幕も。
なお、キャンペーン自体は12月25日まで継続しますが、12月25日までに2万5000人達成でプレゼント台数を+5台(合計10台)、3万人達成で+10台(合計20台)するとのサプライズ発表もありました。
その他、歴代HTC端末が並べられていたり、HTC One(M9)の筐体製造工程サンプルが展示されていたりなど、それを見るだけでも楽しめるイベントでした。