先週発表されたHTCの最新フラッグシップ、HTC U11。HTCグローバルレポーターの企画で台湾の発表会に参加させていただき、実機のファーストインプレッションは書きましたが、発表会の翌日にもHTC本社でパッケージに入った実機を弄る機会があり、せっかくなので開封の様子をお届けします。
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このパッケージ、5月18日に開催されたHTCサポーターのイベントでも披露されていましたが、あくまでもグローバル版のもの。日本版では中身が変わるかもしれないとのことでした(ACアダプタとか)。
HTC U11グローバル版の箱の中身
まずは外箱。この外箱にもこだわりがあり、従来のHTC端末のものと違い、周囲に丸みを持たせているとのこと。これはHTC U11のリキッド・サーフェイスを表現しているそうです。
同封物は、USB-ACアダプタ(QC3.0対応)、USB-Cケーブル、USB-C-3.5mmジャック変換ケーブル、USB-Cイヤホン(U ソニック)、クリアカバー、SIMピン、クロス。
付属のイヤホンは使用者に合わせてチューニングが行われるなど非常にハイグレードなものなのですが、HTC U11以外に挿したところ、イヤホンとして認識してくれませんでした。これはちょっと残念。
日本での販売に期待が膨らみますが、出来たらキャリア版ではなくSIMフリー版が欲しいところ。HTCの中の人曰く、キャリアに気を使っているわけではなく、「状況を見ながらSIMフリーも出していく」ということで、U11のSIMフリー販売にも含みを持たせていました。日本での発表前だから当然の受け答えではあるのですが、SIMフリーで出ないですかね・・・。
梱包は手作業
ところでこのパッケージ、ロボットが必要な部材をピックアップして自動で梱包・・・というのをイメージしていたのですが、実際は手作業で行われていました。
発表会の前日にHTCの桃園工場のラインを見学させてもらったのですが、流石にはんだ付けなどは自動化されているものの、本体の組み立てや梱包はほとんど人力作業。いずれは全自動になるのかもしれませんが、いまのところは人力のほうが効率・精度がいいみたいです。