
世界最小のLTE対応スマートフォンらしいJelly Proが届きました。以前にKickstarterで出資していたものです。
小さなスマートフォン Jelly Pro
基本スペックは下記。
| 仕様 | Jelly Pro |
|---|---|
| ディスプレイ | 2.45インチ 432×240 |
| CPU | MediaTek MT6735 Quad Core 1.1GHz |
| RAM | 2GB |
| ストレージ | 16GB + microSD |
| バッテリー | 950mAh |
| カメラ | 8MP + 2MP |
| WiFi | 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) |
| Bluetooth | 4.0 |
| LTE | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20 |
おもちゃみたいなスマートフォンですが、WiFiは5GHz帯にも対応しています。
外観
外観はとてもプラスチッキー。本体が小さいのでフロントカメラが大きく見えます。

ホームボタンはインジゲーターも兼ねており、充電中は赤く光ります。

背面。下部に見えるスリットはスピーカーです。

背面カバーは取り外せ、バッテリを外すとSIMスロットとmicroSDスロットがあります。この感じ、とても懐かしいです。

正面向かって右側面に電源とmictoUSBポート。

左側面にはボリューム。

上面には3.5mmジャックがあります。

底面にはストラップホールも。

懐かしのミニ端末と比較。画面がひときわ小さいです。

ホーム画面など
サイズが小さいだけで、中身はAndroidそのもの。Androidのバージョンは7.0です。
ベゼルレスの全画面ではありませんが、最近はやりの横長ディスプレイ(18:10)でシネスコサイズの動画も綺麗に観ることができます。解像度は432×240しかありませんが。

▲動画もちゃんと観れます
カメラ
Jelly Proのリアカメラは8MP。この手のデバイスのカメラはパンフォーカスなこともありますが、ちゃんとAF搭載です。
さすがに画質を期待するようなものではありませんが、メモ代わりには十分に使えそうなカメラです。

ベンチマーク
ベンチマーク結果は下記。Snapdragon 410のTONE m17、Snapdragon 430のZenFone 3 Laserの結果と並べてみました。
| ソフト | Jelly Pro | TONE m17 | ZenFone 3 Laser |
|---|---|---|---|
| Quadrant | 14540 | 9455 | 22292 |
| AnTuTu | 23522 | 27606 | 44101 |
| GeekBenchシングル | 461 | 495 | 640 |
| GeekBenchマルチ | 1113 | 1323 | 2047 |
| 3DMark | 91 | 53 | 294 |
Snapdragon 430と比べるとはっきりと劣りますが、意外と410となら肉薄した感じです。「思ったよりもよく動く」というのが正直な感想。
まとめ
もっと使えない、ネタ的な端末かと思っていたのですが、意外と使えそうで面白いです。流石にメイン端末として常用しようとは思いませんが、何かしら使い道を考えたくなる端末です。
スマートホームのリモコンとか、外出時の音楽プレーヤー代わりとか。そう考えるとiPod nano的なものも感じます。

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