クラウドファンディングのMAKUAKEで出資していた手遊びガジェット「KACHA」が届きました。
以前にお披露目イベントの様子を書きましたが、あらためてKACHAについて簡単に説明すると、PC界隈でレジェンド的な存在であるT教授こと竹村譲氏、月刊アスキーの元編集長 遠藤 諭氏、そしてキーボードのプロであるリュウドの長澤 久吉社長が考案・作成した手遊びガジェットです。
6月30日に秋葉原で行われた「変態端末オフ」に持ち込んでみたところ、多くの人に「どうやって接続するの?」と聞かれました。先の記事にも書きましたが、接続なんてことはできず、単に手に持ってカチャカチャするだけです。
それだけのものに、どれだけ本気で労力をかけているのかと突っ込まずにはいられないくらい凝りまくったアイテムではあります。
まずパッケージ。往年のIBM互換機のカラーやデザインを再現。しかも厚紙ではなく、ちゃんとダンボール製です。テープの幅も個装箱のスケールに合わせてあります。
ケース底面にはPC/AT機のデザインも。
側面には「Reboot Anytime」の文字が。いつでもどこでもリセット可能です(気持ち的に)。
反対面には効能が書かれています。「Develop Idea(アイデア降臨)」「Relieve Stress(ストレス解消)」「Expand Your Mind(発想拡大)」「Time Waster(暇つぶし)」「Meditate(無の境地の創造)」の5つ。
ちなみにキースイッチにはCHERRY MXの青軸を採用。先のイベントで緑軸に交換するチケットをもらったのですが、どこに行ったのか……。
また、ケース内にはなんらかの回路を仕込めそうなスペースもあるので、がんばれば、Bluetooth接続して離れた場所からでもPCをリセット……とかできるかもしれません。
残念ながらすでに完売してしまっており、いまのところ市販の予定はない様子。探せば実際に使えるキーボードも売っていそうですが、このクリック感はスイッチだけではなくケースやステンレス板によって演出されているところがあるので、この押し心地を再現するのは難しいはず。
その意味では、かなりのレアアイテムとなるのかもしれません。