粗大ごみの出しかたは各自治体によって違いますが、大抵の場合は収集を申し込んで処理券をコンビニなどで買い、それを貼りつけて指定の日に家の前に出しておく、という流れになると思います。ただこの「収集を待つ」という方法以外に、自分で持ち込むという方法がとれる自治体もあります。
葛飾区では粗大ごみの持ち込みで処理費用が半額になります
葛飾区でも粗大ごみの持ち込みが可能でで、さらに粗大ごみを持ち込むと処理費用が概ね半額になるという減額サービスも行われていたので実際に持ち込んでみました。
持ち込みの場合も電話もしくはインターネットから事前申し込みが必要
粗大ごみの持ち込みと言っても、好き勝手に持って行っていいわけではなく、インターネットや電話などで事前に申し込みを行います。持ち込み者の住所氏名や、「収集」か「持ち込み」か、処理する粗大ごみの種類や数なども細かく入力します。
葛飾区では持ち込みだと処理費用がおおむね半額になり、200円のものは無料となります。今回持ち込んだものはもとの費用が200円だったのですべて無料となりました(収集だと5点で1,000円かかります)。
最後に持ち込む日を選択。選ぶのは日にちだけで、時間はその日の8時~16時の間ならいつでもいいようです。
持ち込みはあっという間に終了
あとは実際に持ち込むだけですが、処理費用が無料ではない場合には収集の場合と同じく粗大ごみの処理券を貼っておく必要があります。今回はすべて無料となったので貼ってはいませんけど。
「粗大ごみの荷おろしは自分でやってください」という注意書きが申し込み時のメールに書いてあったのですが、実際には現地のかたが対応してくれました。
収集場所自体がかなり狭く、車も3台しか止められないため、できるだけ回転を速くしたいということのようです。荷卸しの人が1人、品目チェックの人が1人、おろしたものを運ぶ人が1人、車の誘導で1人という体制になっており、実際にステーション内には5分もいませんでした。
粗大ごみの処理券は収集ステーションでも購入できるのですが、上記の通りかなり狭く、しかもスピード重視のため事前に貼っておいたほうが良さそうです。
粗大ごみ自体、あまり出さないほうがよいとは思いますが、もし粗大ごみが出てしまったらさっさと持ち込んでしまう、もしくは収集に来てもらうというのがスペースの有効利用という点もいいのではないでしょうか。