nuroモバイルが2月1日から開始した1日5時間は容量無制限で利用できる「5時間プラン」を契約して、早速利用してみました。
とりあえずどんな感じなのかをレポートしたいと思います。
nuroモバイル 5時間/日プラン
5時間/日プランは、1日5時間までであればデータ容量を気にせず使えるというプランです。
従来のような何GBという考え方ではなく、単純に通信時間の制限になるので、5時間以内であれば出先で動画を見まくって、何十GB消費しても大丈夫というある意味画期的なプランです。
そんな5時間プランのパッケージですが、通常のものと変わりません。
中身も特に違いはないですね。
APNも通常の1GB刻みのプランと同じです。
- APN : so-net.jp
- ユーザ名 : nuro
- パスワード : nuro
- 認証方式 : PAPまたはCHAP
残り時間はサポートページで確認
データ容量ではなく、高速通信が行える時間を消費するというプランですが、肝心の時間消費についての情報があまりありません。
一応、公式サイトには下記の記載があります。
弊社のシステムで一定時間内に高速通信に切り替えるべき通信量を検知次第、5分高速時間をユーザへ自動付与します
知りたいのは、この「一定時間内に高速通信に切り替えるべき通信量」の部分なんですけどね。
また、
5分高速時間の満了時、動画閲覧中などにより、引き続き高速通信を維持すべき通信量を検知した場合のみ、さらに5分高速時間をユーザへ自動付与し、不必要な高速通信時間の消費を抑制します
ということで、時間は5分単位で消費されます。
自分があとどれくらい高速通信できるのかは、サポートページに表示される残り時間で確認することができます。
時間表示はリアルタイムに表示されますが、変化するのは5分経過後です。
どれくらいで高速通信に切り替わる?
実際に利用してみましたが、どのタイミングで高速通信に切り替わっているのかは正直分かりませんでした。
というよりも、常に高速通信状態になってしまいます。
少なくともAndroidではTwitterの公式クライアントを使っていても高速通信の時間が消費されていました。
画像が少な目のタイムラインなら低速通信のままなのかもしれませんが、ちょっと閾値が低すぎない?
ブラウザを使った場合ですが、このブログを表示しただけでは高速通信には切り替わりませんでした(時間を消費していませんでした)が、連続で数ページ読み込んだ(リンクを踏んで他のページに移動した)場合は高速通信を消費していました。
閾値がよくわからないのですが、データ量そのものよりも「一定時間」というのがポイントなのかな?
現状の使い方としては、高速通信に切り替わるかどうかは意識する必要はなく、「スマートフォンをいじっている(ネットに繋いでいる)時間はそのまま高速通信をしている」と思っておくのが正解のような気がします。
通信速度
肝心の速度ですが、下記のような感じです。比較は同時間帯のIIJmio。
日中は速いけど、昼時と夕方には速度落ちるという、まぁ普通な感じですね。
ただnuroモバイルはどの時間帯も上りが速いです。
写真や動画を頻繁にアップロードする人にはいいのかも。
使い物になるのか?
いじっている間は常に高速通信していると思って間違いなさそうな5時間プランですが、普通の使い方であれば5時間でも足りそうな気がします。
通勤通学中にいじりっぱなしだったとしても往復で2時間程度、日中ちょこちょこといじる程度なら3時間は使わないでしょう。
なので、意外と使えるのかもしれません。
あとはWiFiルータや、テザリング専用と割り切って使うというのもありかもしれません。
容量は関係ないので外出先で動画を見たりするのには良さそうです。
そんな感じで、まずは自分が1日どれくらいスマートフォンを(モバイル通信で)いじっているのかを確認したほうがよさそうです。
なお、閾値は今後も調整していくということなので、そのうち状況は変わるかもしれません。