8月7日から新宿マルイ アネックスでビットコイン決済ができるようになったとのことなので、早速、4Fに入っている100円ショップのセリアで試してきました。
ビットコイン決済の利用方法
まずビットコイン決済を行うには、そもそもビットコインを所持している必要があります。また、以前に試したビックカメラはCoinchekなど他のサービス(取引所)でも利用できましたが、マルイではbitFlyerのみ利用可能なので注意が必要です。
店頭決済はかなり人力
ビックカメラでは専用のレジがあり、そこでビットコイン決済を行いましたが、新宿マルイ アネックスではレジにそれらしい表示はありませんでした。
なので、レジでの精算時にビットコイン決済を行いたい旨を伝えると、内線でどこかに連絡。商品はいったんギフト券で支払った形になり、脇によけてしばらくお待ちくださいとのこと。
2~3分待つと、iPadを持った人がやってきて、そこであらためてビットコイン決済を行いました。
実はこの際、iPadが不調(ネットワークが不調?)で決済を行うまでに10分以上かかりました。その間、iPadが3台くらい代わり、係りの人が入れ替わり・・・とかなりバタバタ。
待っている間話を聞くと、数名の係りの人がiPadを持って館内を走り回っているそうです。また、TVで取り上げられたらしく、私のようにビットコイン決済を試す人が結構いるとのこと。まだ操作に不慣れなため、バタバタしてしまっているとのことでした(ビットコイン決済を試す人のほうが詳しく、日々勉強しているとも言っていました)。
そんなゴタゴタはあったものの決済は無事に完了。
レシートはセリアのものと、ビットコイン決済を行ったマルイのもの、2枚になりました。
決済時の操作方法
ちなみにbitFlyerアプリの使い方(決済方法)そのものの説明は一切ありませんでしたが、これは私があらかじめアプリを開いていたので知っていると判断し省いたのだと思います。
念のために説明しておくと、bitFlyerウォレットの右上、QRコードのマークをタップするとQRコードスキャナが起動するので、これで提示されたiPad上のQRコードを読み取ります。
すると、決済する金額が表示されるので、問題なければ支払うをタップすれば決済完了です。
便利は便利、けど日常的に使うのはまだ厳しい
セリアのような100均でもビットコイン決済が行えるというのはなかなかに新鮮な感じがします。小銭もいらないし便利は便利なのですが、Suicaなりクレジットカードなりで決済しても利便性は変わらないかなぁという印象です。
今回の新宿マルイ アネックスでの対応は、試験導入ということもあるのでしょうが、bitFlyerのみ利用可能となっています。そしてbitFlyerは日本国内の取引所。つまり、海外からの旅行者は基本的に利用することができず、インバウンド需要を狙ったものではないことがわかります。
前にも書きましたが、ビットコインはまだ価格変動が大きすぎるので、通貨として利用するには厳しいというのが正直な感想です。
価格変動が一般的な外貨並みに落ち着く、あるいはビットコインだけの経済圏(ビットコインで収入を得て、ビットコインで支払う)が出来れば状況は変わるのでしょうけどね。