
中国のECサイト GearBestからミドルクラスの価格ながら、他社のハイエンド機に勝るとも劣らないスペックを詰め込んだコストパフォーマンス抜群の一台、OnePlus 5を提供頂きました。
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ハイコストパフォーマンスなOnePlus 5
OnePlus 5の基本スペックは下記。今回提供頂いたのはRAM 6GBのモデルです。カラーはSlate Gray。ちなみにRAM 8GBモデルのカラーはMidnight Blackです。
| 仕様 | OnePlus 5 | 
|---|---|
| ディスプレイ | 5.5インチ AMOLED | 
| 解像度 | 1920 x 1080 | 
| SoC | Snapdragon 835 | 
| RAM | 6/8GB LPDDR4X | 
| ストレージ | 64/128GB UFS2.1 | 
| メインカメラ | 16MP f/1.7、EIS、Sony IMX398 | 
| 望遠カメラ | 20MP f/2.6、Sony IMX350 | 
| フロントカメラ | 16MP f/2.0、EIS、IMX 371 | 
| バッテリ | 3,300mAh | 
| 高さ | 152.7mm | 
| 幅 | 74.7mm | 
| 厚さ | 7.25mm | 
| 重さ | 153g | 
| WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) | 
| Bluetooth | 5.0 | 
| NFC | 対応 | 
| ネットワーク | FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66 TDD LTE: Band 38/39/40/41 UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/8  | 
| OS | Oxygen OS(Android 7.1.1) | 
外観
まずは外観から。正面は可もなく不可もない、よくある感じのデザインです。

指紋センサはホームボタンを兼用。戻るボタンやタスクボタンに記号はなく、「・」が表示されるだけです。デフォルトでは左側が戻るボタンですが、設定で入れ替えることもできます。また、別途オンスクリーンのナビキーを表示することも可能です。

背面も新風。中央のOneplusのロゴは印刷ではなく、彫り込んであります。手触りはアルミ素材そのままのサラサラ感。

カメラ部分が出っ張っているのがやや気になります。

正面向かって右側にSIMスロットと電源ボタン。

SIMスロットはnanoSIMが2枚入るタイプでmicroSDには非対応です。

▲ダミーのSIMが入っていました
左側にボリュームキーと「3段トグルスライダー」があります(後述)。

上面には何もなく、下面にUSB Type-Cと3.5mmジャック、スピーカーがあります。

ベンチマーク
ベンチマークの結果は下記。せっかくなので、Galaxy S8+(海外Exynos版)の結果も並べてみます。
| ベンチマークソフト | OnePlus 5 | Galalxy S8+ | 
|---|---|---|
| Quadrant | 40412 | 46322 | 
| AnTuTu | 175680 | 173243 | 
| GeekBench 4 シングル | 1961 | 2013 | 
| GeekBench 4 マルチ | 6747 | 6480 | 
| 3DMark | 3679 | 3182 | 
5万円台の端末ですが、Snapdragon 835を搭載しているだけあってS8+ともそん色ないスコアを出しています。
実際に弄っていてもモタツキなどはまたっく感じません。
特徴的なな3段トグルスライダー
外観のところで少し触れましたが、本体左側面に3段トグルスライダーというスライドスイッチがあります。

これが何者かというと、iPhoneのマナーモードスイッチと似たようなものです。3段階にスライドし、一番下が「着信音」中央が「おやすみモード」、上が「サイレント」となっており、それぞれのモードでも、これは音を出す出さないという設定が細かく調整できるようになっています。
iPhoneの場合、マナーモードスイッチを使わないと音量を完全に0にはできません。しかしAndroidはそんなことはなく、またクイック設定から簡単にサイレントモードにできるので、物理的なボタンはいらないのではないかと思ったのですが、なんと、クイック設定ではサイレントモードにできず、かつボリュームキーでも完全に音を消せない仕様になっていました。そこまでiPhoneをマネしなくてもいいのだけどなぁ。
▲(左)ボリュームキーではここまでしか下げられない。(右)クイック設定に音量の項目がない。
デュアルカメラは切替式
背面デュアルカメラは16MP f/1.7 24mmの広角カメラと20MP f/2.6 36mmの望遠カメラを搭載。2倍ズームまで望遠側を使ったロスレスズーム、ということのようですが、撮った画像を確認してみると2倍ズーム時でもf/1.7 24mmで記録されているものが多々あります。

▲2倍ズームで撮影。f/2.6 32mmになっていました(36mmではなく・・・)

▲上と同じタイミングで撮影。こちらも2倍ズームですが、f/1.7 24mmです。
どういうタイミングで切り替わるのかがよくわかっていないのですが、ズームはあまり過信しないほうがいい気がします。
なお、メインの16MPカメラのほうはDxOMarkで87点を記録するなど、なかなかに優秀なようです。

▲色がややくすんでいる気がしなくもないですが、暗部もちゃんと写っています。

▲こちらは色がきれいに出ています。

ポートレートモード
2つのカメラを組み合わせることで背景をぼかした写真を撮影できる、ポートレートモードも搭載しています。ソフトで加工した不自然なボケではなく、綺麗に背景をぼかしてくれるので、使い勝手は良さそうです。

便利なジェスチャー
HUAEI端末には指の第2関節でタップするとスクリーンショットが撮れたりするナックルジェスチャーが搭載されていますが、OnePlus 5にも便利なジェスチャー機能があります。
3本指でスワイプするとスクリーンショットが取れたり、文字を書いてアプリなどを起動したりすることが可能。
ただ、「文字を書く」という動作は、画面がオフの状態でないと使えません。なので、文字を書いてもロックを解除しないとアプリが使えず、使い勝手はちょっと微妙。フラッシュのON/OFFはロック中でも可能なので、こちらはかなり便利です。
唯一の欠点?ゼリースクロール問題
全体的によくまとまっているし、欠点らしい欠点と呼べるものがないのですが、唯一、取り沙汰されているのがゼリースクロールという問題です。
OnePlus 5は構造上、ディスプレイパネルを上下逆に取り付けるという荒っぽいことをしているのですが、その影響で、画面を下から上にスクロールするときにうにょ~んという感じのエフェクトがかかるという現象が発生します。これをJelly Scrollといって海外サイトでは結構問題視されているようです。
ソフトウェアのアップデートにより一度対策は取られたのですが、その後も引き続き発生しているとのこと。どんな感じなのかは、手元のスマートフォンをひっくり返し、Twitterなどをスクロールしてみるとわかるかもしれませんが、下記の動画がわかりやすいです。
なお、現在はここまでひどくは発生していません。というか、私自身はほとんど気になりません。多少、「ん?」という違和感を感じることはありますが、その程度のものです。
いずれソフト的に解消されるかもしれませんが、いまのところこれが欠点らしい唯一の欠点だと思います。
まとめ
発表されたときに気にはなったものの、スペック自慢だけで実は安っぽかったりするんじゃないだろうかと思ったりもしていました。しかし実物はすこしも安っぽいところはなく、正直かなり気に入っています。
しばらく使いこんでから、気になるところなどがあれば紹介したいと思います。
そんなOnePlus 5はGearBestで購入可能です。こちらのページでちょくちょくクーポンが掲載されているので、購入時には一度チェックしてみてください。
  
  
  
  
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
