Androidのカメラ機能というと、最近ではHUAWEI Mate 9、P9のダブルレンズカメラの評価が高いですが、物理的なカメラの話だけでなく、各社ともカメラアプリには様々な機能を搭載してきています。
今回は、HUAWEI P9(Mate 9、honor 8も同じ)、ASUS ZenFone 3、Galaxy S7 edgeのカメラアプリでどんな撮影ができるのかを簡単に紹介したいと思います。
HUAWEI P9(Mate 9、honor 8)
HUAWEIのカメラアプリは細かいところで若干の違いはありますが、UIや搭載されている機能は共通になっています(Android 7.0 Nougatにアップデートした場合)。
HUAWEIのカメラアプリの特徴は何と言っても細かい設定が可能なプロモード、そしてF0.95~F16の範囲で後からでもボケ味を調整できるワイドアパーチャ機能の存在です。
また、地味な機能ですが、文章を認識し台形補正してくれる文章スキャン機能も標準搭載(ダウンロードで追加)しています。
専用のアプリはいろいろありますが、標準のカメラアプリで対応しているのは珍しいですね。
ASUS ZenFone 3
ZenFone 3のカメラの撮影モードは20種類とかなり多めです。
ただ、後からのダウンロードには対応していません。
面白い機能としては、「超解像度」というものがあります。
これは、一回の撮影で複数の写真を撮り、それを処理することで通常撮影以上の解像度の写真を作るというもの。
12MP(16:9)で撮影した画像は4656×2620(2.78MB)でしたが、超解像度で撮影すると9312×5240(3.16MB)となりました。
4枚の画像を繋いでいるみたいですね。
縮小してしまうと違いがわかりませんが、同じ範囲を拡大してみると解像度が高い分、超解像度のほうがノイズが少な目です。
サンプルがピンボケ気味であれですが、背面に映っている「デスクトップ」という文字を超解像度では認識できます。
そのほか、連続で撮影した写真からGIFアニメを作ったり、連続撮影して、その中から動いているものを取り除くスマートリムーブなど連続撮影してを処理をするというのが得意なようです。
Galaxy S7 edge
HUAWEI、ASUSと比べるとこれだ!という機能がないのですが、個人的な意見では何も考えずに撮って一番きれいに映るのはGalaxy S7のカメラではないかと思います。
標準では特に注目するような機能はないのですが、ダウンロードで機能追加できるのが特徴といえば特徴です。
有料のリンクもありますが、現在はなにもありません。
ダウンロードできる機能のなかで面白いのは、デュアルカメラという機能です。
要するにリアとフロント両方同時に撮影することで、ピクチャーインピクチャーな写真を撮れるというもの。
表示位置やサイズは変更できるので、「みんなで記念撮影を取るけど少し離れないと全員収まらない、でも撮影を頼める人がいない!」なんていう場合には便利かもしれません。集合写真を撮るときに欠席してしまった人のような感じになるのが難点ですけど。
単純に記念として、旅先の風景と一緒にその時に自分の顔を写しておくというのも面白いかもしれませんね。
そんな感じで今回は3機種のカメラ機能を紹介しましたが、他の機種でも面白い機能があれば紹介していきたいと思います。