購入以来、何かと多用しているGalaxy Note8のメモ機能。さらに活用するために、製図用品で有名なステッドラーが出しているSペンを購入してみました。
ステッドラーのSamsung純正Sペン
Galaxy Note8のメモ機能は便利な反面、付属のスタイラスが細く短いのが少々難点。メモ代わりに書くには十分ですし、普通のペンの書き味を求めては行けないのでしょうが、機能自体が使いやすいだけにもう少しなんとかしたいところです。
Montblancから通常のペン型をしたSペンが販売されていますが、Sペンに5万円超はさすがに出せません。
予備のSペンを購入し、エクステンダーなどと組み合わせようかとも思ったのですが、ステッドラーから純正のSペンが出ているとのことだったので購入してみました。
日本のAmazonでも買えますが、米Amazonのほうがトータルで1,000円以上安く購入できます。
2017年3月の発表時には、もう少し緑っぽい色で「Noris Digital for Samsung」の刻印があったのですが、現在は黄色いボディに「Noris Digital」の刻印のみとなっているようです。
ちなみに「Noris」はステッドラーの鉛筆製品。並べるとそっくりです。
本体は木製、持った感触は鉛筆そのもの
スタイラスの見た目は鉛筆そのもの。ボディはプラスチックかと思っていたのですが、驚いたことに木製です。
中をくり抜いてSペンのパーツが収まっているようす。ちょっと分解したくなるなぁ。
ただサイズはやや長く、通常の削っていない鉛筆と同じ175mm。Galaxy Note8よりも長くなっています。
肝心の書き味ですが、ペン先は付属のスタイラスと同じものなので、書き味自体も変わりません。ただ持ちやすいので圧倒的に書きやすくはなっています。
ちなみにペン先は、Note8に付属のものと交換も可能です。
Sペンボタンは非搭載
そこそこ太さもあり、長くて持ちやすいので、書くときに力が入らず、気持ちよく書けます。もうこれでいいんじゃないかと思ったのですが、難点もありました。それがSペンボタン非搭載という点。
付属のSペンには押しながら使うと消しゴムだったり、エアコマンドの起動が出来たり、ロック画面で押すと画面オフメモが起動したりするボタンがあるのですが、ステッドラーのNoris Digitalにはこのボタンがありません。このため、Noris Digitalだけでは、Sペンの各種機能が利用できません。
画面オフメモやエアコマンドを利用するためにわざわざ付属のSペンを本体から引き抜く必要があり、少々面倒。エアコマンドをアイコンやBixbyボタンから呼び出せればいいのですが、いまのところそういった設定もなさそうです。
「書く(描く)」だけなら非常に使いやすいので、Galaxyノートを使うときだけNoris Digital、それ以外では付属Sペンと使い分けることになりそうです。
なお、付属のSペンを本体に収めたままNoris Digitalを使用するには、設定の高度な設定 > Sペン > 省電力モード をオフにする必要があります。
あとはどうやって持ち運ぶかですが、やはり手帳型のケースにペンホルダーをつけるのが理想的な気がします。