先日からお借りしているTONEモバイルのTONE m15ですが、今回はTONEモバイルを利用する動機にもなりえる、TONEファミリーの機能についてレビューしたいと思います。
主に子供を見守る「TONEファミリー」
TONEファミリーは、主に親が子供を見守るための機能が充実したオプションサービスです。
例えば下記のようなことが可能です。
- 子供の居場所を確認する(GPS機能)
- 設定した場所に入った・出たらメールで通知
- 利用できるアプリを制限する
- アプリを利用できる時間を制限する
- 伝言メッセージを送る
- 歩数などライフログを管理する
これらの設定は管理アカウント(親のアカウント)を使って、WEB上から行うことができます。
子供の居場所を確認する「現在地確認」
これは他社でもよくありますが、GPSを使って現在地を確認できる機能です。
また、GPSを使い、設定しておいた地点に入ったとき、出たときなどにメール通知を行うジオフェンスという機能もあります。
1端末につき、最大3か所までしか設定できませんが、塾などを登録しておくと便利そうです。
子供が一人で留守番しているような場合には家を設定しておくと帰宅した、出かけたというのも把握できますね。
強力なアプリ制限
子供が使えるアプリを制限する機能が充実しています。
例えばアプリそのものの禁止のほか、利用できる時間帯や累計使用時間を決めることも可能です。
ゲームなどは、「1日2時間まで」と決めておけますね。
歩きスマホ禁止
ゲームやSNSに夢中になってついつい歩きスマホ・・・というのも禁止することが可能。
歩きスマホを検知するとディスプレイに警告を表示させることができます。
このとき、管理者(親)に通知をすることができるので、「今日、歩きスマホしたね!」と注意することもできたりします。
確認しないとスマホが使えない「伝言メッセージ」
子供にちょっとした用件を伝えるとき、メールやLINEでもいいのですが、「伝言メッセージ」を使うと便利です。
管理画面からメッセージを送ると、子供のTONE m15には下記のような通知が出て、確認するまで他の機能が一切使えません。
管理側ではいつ確認されたのかも把握できるので「見てない」なんて言い訳は通用しませんね。
確認を促すノック機能
伝言メッセージが便利だとはいえ、スマホを見てくれないと意味がありませんが、それを促す機能まで搭載されています。
ノック機能は管理側(親)もTONE m15を使っている必要があるのですが、画面をノックすると、指定した端末(子供のTONE m15)にノックの回数分ノック音や振動が通知されるという機能です。
相手がマナーモードになっている場合は振動で通知するのですが、連続5回ノックするとマナーモードを強制的に解除して音で通知するという荒業機能も搭載しています。
この機能はちょっと怖いな・・・。
ライフログの記録も可能
面白い機能として、TONE m15を持って歩いた歩数や距離なども記録し、一括で見れるというものがあります。
「今日、たくさん歩いてたけどどこまで行ってたの?」とかの話のネタにもなりそうだし、子供だけでなく、自分の親とかに持たせておけば、「今日はあまり歩いてないけど大丈夫かな?」なんて用途にも使えそうです。
自社端末だからできる機能
この手の機能制限アプリはGoogle Playにもいくつか公開されてはいますが、マナーモードの強制解除を含め、TONEファミリー程強力な機能は持っていません。
やはりこの辺は端末を自社開発している強みでしょう。
これで端末がもう少し安かったらなぁという気がするのですが、そこはランニングコストの安さで大目に見るしかないかなぁ。