USB PD対応のモバイルバッテリが徐々に増えてきていますが、TronsmartもUSB PD対応のモバイルバッテリ「Brio」をリリースしました。
そんなBrioをTronsmartからレビュー用に提供頂いたので、早速紹介したいと思います。
▼ おススメポイント
- 20100mAhの大容量
- USB PD(30W)対応でMacbookの充電も可能
▼ ここがダメ
- 大容量なので5V/2A程度では本体充電に時間がかかる
USB PD(30W)に対応したTronsmart Brio
20100mAhの大容量バッテリなのはもちろん、Brioの特徴はやっぱりUSB PD対応。出力は最大30W(5V/3A、9V/3A、15V/2A)なので、29Wアダプタを利用する12インチのMacbookも充電が可能です。
USB Type-Cのほか、USB Type-Aも2ポート装備。こちらは5V/2.4A出力となります。
すでに45W対応のモバイルバッテリも出てきており、30Wは最大クラスというわけではありません。しかし、サイズ的にはGalaxy Note8とほぼ同等で、PD対応かつ20100mAhのモバイルバッテリとしては、そこそこコンパクトなサイズとなっています。
試しにPDに対応したPixel 2 XLを繋いでみたところ、9Vでの充電を確認できました。
ディスプレイが付いていると9V/0.8A程度ですが、ディスプレイを消すと1.2A程度になります。これはPixel 2 XL付属の18Wアダプターを使った場合と同様です。
本体充電もUSB PDに対応
Amazonのレビューに「充電元もUSB-Cでないと本製品の充電が行えません。例えば充電元がUSB-Aだと充電を開始してくれません。」とありましたが、ちゃんと充電してくれました。ただし非常に時間がかかります。
本体の充電も30WのUSB PDに対応しており、30Wであれば4時間でフル充電が可能とのこと。一般的なUSB Type-Aでは良くて10W程度なので、フル充電に12時間以上かかりそうです。
ちなみに、側面にマニュアルにも記載がない謎のボタンがあります。
どうやらこのボタンを長押しすると、USB Type-Cでの充電・給電が切り替わるようです。例えば、Pixel 2 XLと繋いだ状態でこのボタンを長押ししたところ、Pixel 2 XLへの給電ではなく、Pxiel 2 XLからの充電になりました。
一応、ケーブルを抜くと、Brioからの給電モードに戻るようですが、この仕様、見た目で判断することが非常に難しいので、何かしらの表示は欲しかったところです。
それこそ液晶の小窓を付けて矢印などで表示をしてくれると便利そうです。一緒に電圧、電流も表示してくれればテスターも不要なので一部には受けそうですがどうでしょうか?
ケーブルが見つけにくいので注意
付属品はUSB Type-Cケーブル(両端Type-C)とmicroUSBケーブル(片方はType-A)、専用ポーチ。
このケーブルが、パッケージを開けた中にあるプラスチックケースの裏側に入っているため、気が付くのに時間がかかりました(ケーブルは付属していないものと思っていました)。
うっかり捨てたりしないように注意してください。
サイズ的にも容量的にも普段から持ち歩くというよりも、旅行や出張時にモバイルバッテリをこれ一つで済ませるような目的で使うものだと思います。その辺りを割り切れれば、一つ持っていると重宝しそうなアイテムです。
追記:期間限定で15%オフになるクーポンコードが発行されています
- クーポンコード:IWPMZ8HZ
- 利用期間:1月10日17時~17日
- 販売価格:5,999円 → クーポン適用後 5,099円