昨年末から調子が悪く、年明け早々に修理に出していたASUSのROG Flow X13が修理から戻ってきました。1月5日に発送(集荷)があり、先方から1月12日に発送、13日着でした。
メーカー修理を利用することは意外と少ないので、備忘録として経緯を残しておきます。
キーボードの一部のキーが入力できない不具合
不具合の症状としては、キーボードの一部キーが反応しなくなり、たまにWindowsキーとF1キーが押されっぱなしになってしまうというもの。
確認できたところでは、反応しなくなるキーはF1、F4、F6、F9、F12、Tab、T、Y、O、Winキー。ちなみに電源投入直後は問題なく、しばらくすると発症します。本体が温まってきたら症状がでるのかもしれません。
普段は外付けのキーボードを使っているので、実際にいつから不具合が出ていたのかは定かではありません。ただ、たまにEdgeが立ち上がり「Windows 11でヘルプを表示する方法」という検索結果が表示されることがありました。なにかキーを押してしまったかも?と思っていたのですが、年末にそのタブが延々と表示され続けることがあり、これはおかしいと気づいたのでした。
エクスプレスコードが便利
このため、ASUSのサポートセンターに修理を依頼。メーカーの修理サポートは、電話で症状を説明してあれを確認してこれをやってというやり取りが面倒なので、あまり利用したいとは思わないのですが、ASUSでは2022年からエクスプレスコードという仕組みが導入されていました。
事前にネットのフォーム上で、製品のシリアル番号、症状などを入力しておき、その際に発行されるエクスプレスコードをサポートに電話をかけた際に伝えると、サポート側がすぐに状況を把握できるというものです。
何回もやり取りするのが面倒だったので、この入力欄に発生している症状と、試したこと(再起動やデバイスマネージャーからデバイスの削除と追加、本体の初期化など)を記入しておきました。
その後サポートに電話をすると、この状態だと預かり修理になるとすぐに判断いただいて、集荷日の確認となりました。
サポートに電話をしたのは12月27日で、最速で28日に集荷できるとのことでしたが、どうせ年末年始を挟んでしまうので、年明けの1月5日の集荷に。ちなみに集荷は日本通運でした。タイミング(あるいは製品)によっては佐川急便の場合もあるようです。
ASUSに製品が到着すると、メールで到着した旨と修理番号が通知されます。修理番号を使って修理状況の確認もできるので、いまどうなっているのだろうとやきもきすることもなく安心です。
当初、完了日が1月17日と表示されていましたが、これは平均日数とのことで必ずしも修理状況を反映しての日付ではないとのこと。実際、予定よりも早く1月12日には修理完了して発送されました。
今回、発送してから返送されるまで、ASUSからの連絡はありませんでした。返送品に同梱されていた修理報告書によると、症状が再現してキーボードモジュールを交換したとのこと。保障対象内の修理だったので、修理費用等の連絡もなかったようです。
肝心の故障した原因は定かではありませんが、私は普段、本体を閉じたままにして、外付けモニターとキーボードで利用していたので、ひょっとするとキーボード面の熱が溜まって故障したのかも……と思わなくもありません。なので今後は、できるだけ開いた状態で使おうと思います。
ASUSのあんしん保証プレミアムに加入しておくと安心
ASUSのノートPCは、購入後30日以内に製品登録をすると、保障の範囲を広げられる「ASUSのあんしん保証」がついています。今回は通常使用中の自然故障なので、あんしん保証に入っていなくても保証されるケースだとは思いますが、あんしん保証では、たとえば液晶を割ってしまったようなメーカー保証外の故障でも、部品代金の20%のみで済みます。送料などもすべてASUS負担。
また、有料のあんしん保証プレミアムなら、3年間(一般のPCの場合。法人向けは最長6年)、修理にかかる費用がすべて無料(利用は年1回のみ)という保証が厚いサービスです。
あんしん保証プレミアムは、製品購入から60日以内に加入しなければいけないのですが、今回のようなことがあると入っておけば良かったとちょっと後悔しています。ちなみに、製品にかかわらず1万4800円のようです。
特にゲーミングPCは発熱が多く壊れやすいという話もあるようなので、次にASUS製品を購入する場合には、忘れずにあんしん保証プレミアムにも入ろうと思います。