SumsungのExynos 5 Octaは8コアを搭載するものの、高負荷時にはハイスペック(Bigコア)なCortex-A15、低負荷時には低消費電力(Littleコア)なCortex-A7が動作するというbig.LITTLE構成で、似非8コア(実際には同時に4コアしか動作していない)と呼ばれたりしていました。しかし、この汚名を返上すべく、同時に8コアすべてが動作するbig.LITTLE Heterogeneous Multi-Processing (HMP)を開発し、Exynos 5 Octaシリーズに搭載すると発表しました。
8コアの構成としてCortex-A15 4コア、Cortex-A7 4コアという構成は変わりませんが、負荷状況に合わせてA7 1コアからA15 4コアも合わせた最大8コアが同時に動作可能になったとのことです。
8コアが同時に動作するとなると消費電力やら発熱やらが気になりますが、そこまで高負荷になることはベンチマークぐらいでしかないのかな?
このHMPに対応したExynos 5 Octaは2013年Q4から量産されるとのことです。