Samsungがサンフランシスコで開催中の開発者会議 Samsung Developer Conference 2018において、噂の折りたたみスマートフォンを披露しました。ただし、まだ製品ではなく技術的なプロトタイプ。製品は2019年にリリース予定とのこと。
Sasmsungが披露したのは、折りたためるディスプレイ「Infinity Flex」。7.3インチのディスプレイを内側に折りたたむことができるというもので、披露された試作品では、閉じた後、外側にあるディスプレイでスマートフォンとして利用できることが示されていました。
Here’s a GIF of Samsung’s foldable phone. #SDC18 pic.twitter.com/ZmXj3PYsHr
— Ken Yeung (@thekenyeung) 2018年11月7日
ようするに2つのディスプレイを持つことになり、アプリ側の対応もなかなか大変ではないかと心配になりますが、GoogleのAndroid UX責任者 Glen Murphy氏も登壇し、Androidとして折り畳み端末を「Foldables」として正式にサポートすることも明らかにしました。
We just announced support for foldables at #AndroidDevSummit, a new form factor coming next year from Android partners.
Android apps run seamlessly as the device folds, achieving this form factor's chief feature: screen continuity. pic.twitter.com/NAfOmCOY26
— Android Developers (@AndroidDev) 2018年11月7日
広義には、内側に折り畳み、外側と合わせて2画面あるものと、1画面を外側に向けて折る2タイプをサポートするそうです。
製品として登場するのはもうしばらく先になりますが、普及すれば、スマートフォンの大型化にも歯止めがかかるかもしれません。畳んだ状態でどれだけ薄くできるかにかかっていそうな気もしますが。
なお、基調講演の様子はFacebookの動画で確認できます。折りたたみ端末は1時間20分あたりから。
(source Samsung, Android Developers Blog)