Samsungは1月3日(現地時間)、以前から噂の出ていたGalaxy Note10 LiteとS10 Liteを正式発表しました。どちらもCES 2020で展示されるとのことです。
この両機種、仕様的に共通点が多いのですが、ディスプレイはどちらも6.7インチで解像度は2400×1080のSuper AMOLED。中央上部にはパンチホールの32MPカメラを搭載します。
ストレージは128GBで、最大1TBのmicroSDをサポート。RAMは6GB/8GB。バッテリー容量は4500mAh。
SoCは異なっており、Note10 Liteは10nmプロセスのQuad 2.7GHz + Quad 1.7GHz、S10 Liteは7nmプロセスのMax2.8GHz + 2.4GHz + 1.7GHzを採用。Exynos 8895あるいは9810と、Snapdragon 855の可能性が高そうです。
もう一つ、大きく異なるのが背面カメラで、Note10 Liteは12MP(広角)+12MP(超広角)+12MP(望遠)。S10 Liteは5MP(マクロ)+48MP(広角)+12MP(超広角)という構成です。また、S10 Liteの48MPカメラは Super Steady OISという手振れ補正機構を持っているようで、プログレードのカメラだとしています。通常のOISの違いがわかりませんが、アクション重視の写真や動画に強いとのことなので、アクションカム的な使いかたができるのかもしれません。
仕様だけ見るとS10 Liteのほうが良さそうな感じですが、Note10 LiteはSペンを使えるのがメリットでしょう。Note9やNote10と同じくBluetooth対応のSペンで、スライド操作やシャッター操作に使えるとのことです。
価格や発売時期はまだ発表されていませんが、これまでの噂ではNote10 Liteが600ユーロ前後(約7万2000円前後)、S10 Liteが少し高く650ユーロ前後(約7万8000円前後)になるようです。
Liteの名称とは裏腹に、あまり廉価版とは言えないような価格になってしまいそうですが、Note10 Liteのほうは、少しでも安価にSペンを使いたいユーザーには人気が出そうな気もします。
(source Samsung(1), (2))