Samsungは6月28日(現地時間)、MWC 2021にてTizenとWear OSを統合した新プラットフォーム(Wear 3.0?)とその上に被せるカスタムレイヤーOne UI Watchの概要を発表しました。残念ながら新Galaxy Watchの発表はありませんでしたが、今夏のUnpackedイベントで発表するとのことです。
Samsung、MWCにて仮想イベントを開催。新Wear OSに関する発表がありそう
6月28日からバルセロナで開催されるMWC 2021にSamsungはオンラインで参加しますが、その中で仮想のGalaxyイベントを開催すると発表しました。 イベントでは、「新時代のスマートウォッチ体験を提供するために、開発者とユーザーの両...
5月のGoogle I/Oで発表された新Wear OSですが、その内容が詳しく語られたのは今回が初めてのこと。まず、Samsungによるとスマートフォンに新Wear OSと互換のあるアプリをインストールすると、すぐにスマートウォッチ側にもダウンロードされるようになるとのこと。また、スマートウォッチ側で電話やメッセージをブロックすると、スマートフォン側でもブロックされるなど、これまでよりも、結びつきがシームレスになるようです。
このほか、新しいウォッチフェイスデザインツールも提供されます。デザイナーはこれまで以上に簡単にウォッチフェイスを作成できるようになるとしています。このツールは今年後半に提供予定となっています。
結局のところ、期待していたほどに突っ込んだ話題はなく、既存のGalaxy Watchがアップデートできるのかも不明です。詳しい内容は、今夏に開催されるUnpackedイベント(おそらく、Galaxy Z Fold 3らと同時)を待つ必要があるようです。
Source: Samsung