ウェアラブルな睡眠トラッカーは珍しくなくなってきましたが、ウェザリージャパンがちょっと変わった睡眠デバイスを発売しました。体に眠る感覚を覚えさせる睡眠トレーニングデバイス「スマートリング THIM」です。
見た目の通り、指にはめて使うデバイスですが、睡眠トラッキングだけではなく、睡眠トレーニングを行えるのが特徴です。
トレーニングモードでは、「眠りに落ちる→3分後に起こす」を何度も繰り返すことで、体に眠りに落ちる感覚を覚えさえます。これにより、体は自然と睡眠に入ることを覚え、質の高い眠りが長く続くのだとか。
ちょっとした拷問のようにも思えますが、実際に睡眠クリニックなどでも利用される手法とのこと。オーストラリアのフリンダース大学での研究によると、睡眠プログラムにより、入眠時間が平均30分短縮され、睡眠中に目を覚ます時間も減少したそうです。
この睡眠プログラムを、家庭で手軽に行えるようにしたのがTHIMというわけです。
このほか、起きやすいタイミングで起こしてくれるスマートアラーム機能も利用可能です。
ちょっと試してみたさはありますが、2万3544円の価格がネックでしょうか。仮眠のサポートなどもあるので、寝不足で困っている人なら試してみる価値はあるのかもしれません。
価格 ¥ 23,544 (2018/12/25 17:31時点)
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内容的には一般的なスマートウォッチやアクティビティトラッカーでもソフト的に対応できそうな気もするので、安価な代替え手段の登場に期待したいところです。
(source PRTimes)