SamsungがPhablet市場の主導権を得るために、今年の後半に5.9インチのスマートフォンを出す計画をしている、というニュースを韓国の新聞、The Korea Timesが掲載しています。匿名の情報によると、5.9インチのAMOLEDでチップセットはExynos 5 Octaが採用されるとのことです。
PhabletというのはPhoneとTabletを合わせた造語。スマートフォンにしては大きいけどタブレットよりも小さい、5インチ〜7インチぐらいの端末を指しています(もちろん通話機能付きが前提。なければただのタブレット)。
The Korea Timesでは機種名には触れらていませんが、SamsungでこのサイズのPhabletというと、おそらくGalaxy Note IIIでしょう(先日発表されたGalaxy Note 8.0にも通話機能があります)。Galaxy Note、Galaxy Note IIとも発表は8月〜9月に行われるIFAだったので、今回のGalaxy Note IIIも同様にIFAで発表されると思います。「今年の後半」という情報とも一致しますしね。
ただ、以前にThe Korea TimesではGalaxy Note IIIは6.3インチになるという話も伝えており、今回の情報とは矛盾します。単にサイズ変更があっただけかもしれませんが、ライバル各社がこぞって5インチクラスのPhabletを投入してきているため、これらに対抗するためにまったくの新シリーズを計画しているという可能性も否定できませんね。
Galaxy Noteの話とは直接は関係ないのですが、Korea Timesの記事の中で下記の部分が気になりました。
“Even if these kinds of sizes ― from 5-inch to 6-inch ― are stretching the limits of traditional pockets, well-made phablets using bezel-less technology have been warmly received. Users prefer bigger phones and they use them more often. Samsung will be more focused on larger phones,” said a top-ranked executive at one of Samsung’s parts suppliers.
要するに、「ユーザは大きな(画面サイズの)Phabletを好んでいるのでSmasungは、より大きな端末に注力する」とSamsungのサプライヤーの幹部が語ったという内容です。これ、そんなに多くのユーザーが本当に大きなディスプレイの端末を望んでいるでしょうか?個人的には4.7インチあたりが許容範囲ギリギリという感じなんですが……。
(via Phandroid)
(source The Korea Times)