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Snapdragon G3x Gen 2搭載Android端末「AYANEO Pocket S」国内発表

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天空が、AYANEOのAndroid搭載ゲーミング端末「AYANEO Pocket S」の国内発売を発表しました。発売は7月の予定ですが、予約は5月30日から開始。6月13日午前9時59分までの予約は1万円割引のキャンペーンも行われます。

AYANEO Pocket Sは、現在、Indiegogoでも先行予約が行われているゲーミング端末。6インチのIPSディスプレイを搭載しており、2560×1440ピクセルと1920×1080ピクセルの2モデルあります。

表面は、AYANEO 2や2Sと同様にディスプレイと筐体の境目がない前面オールガラスのベゼルレスとなっています。

筐体はアルミ製で、質感は上々。この手の小型ゲーミングデバイスは、プラスチック製のものが多いですが、そうしたデバイスとは一線を画しています。

また、写真ではわかりづらいですが、DpadとABXYボタンはクリア素材が使われています。二色射出成型の一体成型で、文字が消えてしまうということはありません。

上面には指紋センサ兼用の電源ボタンやボリュームなどを搭載。また、大型の排気口も備えます。

ちなみに吸気口は底面で、背面にはありません。

この物理ファンを搭載した冷却機構が、ゲーミングスマートフォンにはない専用機としてのメリットの1つとのこと。

側面には、本体の動作モードを切り替えられるターボボタンを搭載。

モードの切り替えは、搭載するAYASpaceからも変更は可能ですが、ゲーム中にいちいちメニューを出して切り替えるのは面倒という場合には、このボタンを使えばゲーム中でも簡単に切り替えられます。

SoCには、Snapdragon G3x Gen 2を搭載。Snapdragon G3x Gen 2を搭載する初のゲームデバイスということです。なお、Qualcommとは正式に協力関係にあり、QualcommのサイトでもAYANEO Pocket Sが登録されています。

天空での価格は下記の通り。

  • 1080P/12GB/128GB:8万9800円
  • 1080P/16GB/512GB:10万9800円
  • 1440P/16GB/512GB:11万4800円

AYANEOのCEO、Arthur Zhang氏も来日

国内発表会には、いつもはビデオ通話で参加していたAYANEOのArthur Zhang CEOも来日し、AYANEOに関連する情報も披露されました。

AYANEOの製品群には、大きく分けてWindowsハンドヘルド(AYANEO 2、AYANEO Kun、AYANEO Slideなど)、Androidハンドヘルド(AYANEO Pocket S、AYANEO Airなど)、Mini PC、エンスージアスト(熱狂的な支持者)・アクセサリーの4つがあります。

2024年の売上高予想では、Androidハンドヘルドは全体の25%という予想。Windowsハンドヘルドの50%に次ぐ売り上げが見込まれています。単価がWindowsハンドヘルドと比べると半分~3分の1程度なので、Androidハンドヘルドは結構売れているようです。

なお、グローバル展開しているAYANEOですが、中国の割合は34%、残りの66%はグローバルで、中でも米国がトップ。日本は15%で韓国と同程度とのこと。

また、AYANEOはREMAKEというコンセプトで新製品を展開していますが、先日発表されたAYANEO Pocket MICROをチラ見せしてくれました。

▲こう見ると、意外とゴツイ気がします

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