オーディオブランドのSonosが、同社初となるヘッドホン「Sonos Ace」を発表しました。日本では6月7日から予約受付を開始し、6月末に発売予定。価格は7万4800円。
サウンドバーなど据え置きスピーカーやスマートスピーカーのイメージが強いSonosですが、CEOのパトリック・スペンス氏は「Sonos Aceは、この20年間、オーディオメーカーのリーダーとしてSonosが培ってきたすべてを活かし、パーソナルリスニング分野に驚きのサウンドと洗練されたデザイン、そして長時間続く快適性をもたらします」とアピールしています。
そんなSonos Aceは、オーバーイヤー型のヘッドホンで、接続はBluetooth(5.4)のほか付属のUSB-C to 3.5mmケーブルやUSB-C to USB-Cケーブルでの有線接続にも対応します。
対応コーデックがわからなかったのですが、Snapdragon Soundに対応しており、aptX Losslessに対応したAndroidではロスレスオーディオを利用可能。Bluetooth接続の場合、iOSではロスレスオーディオを利用できませんが、有線接続でもロスレスオーディオに対応しているとのこと。このほか、Dolby Atmosでの空間オーディオにも対応します。
もちろん、ANCにも対応。外音取込モード(アウェアモード)も搭載します。
また、Sonosのサウンドバー「Arc」「Arc SL」では、テレビの音声をサウンドバーからSonos Aceに切り替えるテレビ音声スワップも利用できます。
そのほか主な仕様としては、本体サイズは他kさ191mm、幅160mm、奥行き85mm、重さ0.312Kg。40mmカスタムドライバー採用。バッテリーは1060mAhで、ANC起動状態で最長30時間の再生が可能。0%から3分の充電で3時間の再生が可能。満充電には3時間かかります。
ライバルとなるSonyやBOSEが約5万円と考えると、7万4800円はなかなか強気の価格設定ですが、それだけ自身があるということなのかもしれません。