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Sony、瞳のように湾曲したCMOSセンサーを開発

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6月9日〜13日にハワイで開催されたVLSIテクノロジーシンポジウムでSonyが瞳を模倣した湾曲したCMOSセンサーを発表したようです。

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カメラに使われるCMOSセンサーは平面ですが、通常、レンズは湾曲しているため、CMOSセンサー中心ではCMOSの素子に対してほぼまっすぐに光が入ります。 しかし、CMOSの端にいくほど光が斜めに入るようになり感度は落ちていきます。

これに対してCMOSが湾曲していると端のほうでも光がまっすぐ入るようになるということで、中心部では1.4倍、端では2倍の感度になるそうです。

この湾曲したセンサーについては、事前情報を元に出願された特許を調べたサイトがありました。

ソニー湾曲センサ特許 ズームレンズとの組み合わせも可能!? ~レンズの可変移動に連動して曲率を可変制御|Imager マニア

特許自体は2010年に出願されてるんですね。

開発されたCMOSセンサーのサイズは対角43mmと11mmの2種類。43mmのものはフルサイズのデジカメに搭載されるサイズですが、11mmのものは1/1.5インチ、ようするにLumia 1020に搭載されているのと同じサイズです。

最近のスマートフォンに採用されているイメージセンサのサイズを調べてみた – Dream Seed

将来的にはXperiaに搭載されたりするんですかね。

これがいつ市場に投入されるのかはわかりませんが、Sonyの中の人(糸長さん)によると「準備は出来ている」ということらしいので、意外と早く登場するかもしれませんね。もちろん最初に出てくるのはスマートフォンではなくカメラのほうでしょうけど。

(via PhoneArena)
(source spectrum)

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