
Sonyは11月17日、LinkBudsシリーズのソフトウェアアップデート「バージョン2.0.2」の配信を開始しました。このアップデートにより、LinkBuds S(WF-LS900N)およびLinkBuds(WF-L900)は2台の機器と同時に接続するマルチポイントに対応します。
マルチポイントは、たとえばスマートフォンとPCなど、2つの機器と同時に接続し、PCで映画を観ているときにスマートフォンに着信があると、そちらに自動で切り替わるといった運用が可能になります。

加えて、LinkBuds(WF-L900)は、Androidの音声の切り替え機能(audio switch)に対応。LinkBuds Sは、9月のアップデートで対応済みです。
audio switchはマルチポイントの亜種なのですが、同時接続は1台のみ。ただし、同じGoogleアカウントを利用しており、かつセットアップ時にGoogleのFast Pairを利用した場合のみという制限はありますが、2台以上のAndroidデバイスとシームレスに切り替えが可能となります。

3台以上ともシームレスに切り替え可能。Audio Switch(音声の切り替え)とマルチポイントの違い
Pixel Buds Proで利用可能なほか、SonyのLinkBuds S (WF-LS900N)もファームウェアアップデートで対応したGoogleのAudio Switch。マルチポイント接続と似ているようで、実は挙動が異なっているので...
Source: Sony