SonyはXperiaの新シリーズと合わせて、Xperia smart productsという製品群を発表しました。Xperia Ear、Xperia Eye、Xperia Projector、Xperia Agentの4製品でXperia Eye以外はコンセプトモデルということで発売は未定です。
スマートイヤホン Xperia Ear
Xperia Earは最近流行りのBluetooth接続なスマートイヤホンで、単にヘッドセットとしての機能だけでなく、スマートフォンと連携して音声コマンドによって天気やニュース、スケジュールなどを教えてくれます。
motorolaのmoto hintのSony版という感じですね。
こんな感じの充電ボックスもあるようです。
Xperia Earは今夏発売予定です。
ライフログカメラ XPeria Eye
耳の次は目ということで、ライフログカメラのXperia Eyeです。360度の球面レンズを搭載し、声や顔を認識して自動で写真を撮るとのこと。
ライフログカメラは一時期流行りましたが最近はあまり話題に上らなくなりましたね。一般化が進んで当たり前になったのか、単に廃れたのか……。
タッチ操作にも対応したXperia Projector
Xperia ProjectorはSonyの超短焦点プロジェクタをスマートフォンと連携させたような製品で、投影した画像をタッチすることでインタラクティブに操作ができることになっています。
パーソナルアシスタントのXperia Agent
Xperia Agentは室内にあって家電をコントロールしたり、音声コマンドやジェスチャーに反応して対応してくれたりといった、Amazon Echo的な製品です。カメラやプロジェクタも搭載する多機能モデルでもあります。
Xperiaはスマートフォンブランドではなくなる?
Xperia Ear以外はコンセプトということで実際に出るかどうかはわかりませんが、ProjectorかAgentはちょっと欲しいです。とても未来っぽい気がする。
ところで、これらの製品群にXperiaの名称が冠されているのはいままでにないことですね。Xperiaをスマートフォンだけでなく、スマート家電的ブランド的な位置に持っていこうとしているのでしょうか。製品ごとにブランド名が分かれていてるより、Xperiaファミリーとして統一ブランドになっているほうがわかりやすいといえばわかりやすいです。
そういえばVAIOも本来はPCブランドではなく、家電を含めたトータルブランドとして考えていたという話もありましたね(CLIEがいきなりVAIOブランドではなくなりとん挫したとか)。
(source Sony)