新しくXperiaブランドに加わったSonyのタブレット、Xperia Tablet Sがやってきました。16 GBモデルのSGPT121JPです。ただし私のではなく奥さんの会社の備品ですけど。電子書籍の表示検証用だそうで、こないだはiPadも持ってた気が。いいなぁ。
そんなわけでちょこっと借りたので簡単に紹介。
ディスプレイは9.4インチのWXGA(1280×800) TFT液晶。Kidle Fire HDなどでは8.9インチで1920×1200を実現していることを考えると、やや見劣りのする解像度ですが発色が綺麗で見やすい液晶だと思います。
背面。上部に800万画素のカメラがあります。下部にあるクボミはコネクタ。IPX4相当の防滴(生活防水)仕様なので、本来はここにカバーがついています。
そのコネクタ部分。マルチポートUSBという特殊仕様。専用ケーブルが欠かせません。
本体向かって右側に電源とボリューム。
本体向かって左側にSDスロットと3.5mmオーディオジャックがあります。SDはいまどき珍しいフルサイズ。
初代iPadと重ねて見ました。縦はほぼ同じですが、横幅はXperia Tablet Sが若干狭いです。
専用のキーボード付きカバー。
この端子で本体と繋いで使います。規格的にはUSBだと思うので変換アダプタなり、コネクタを改造するなりすれば他機種でも使えるかもしれません。そこまでするメリットも感じないですけど。
キーボードを繋げてしまうと本体の端子が塞がって充電が出来ないため、キーボード側にも充電コネクタが付いています。microSDのふりをしてこれも特殊仕様。ここはmicroSDで良かったんじゃないの?
キーボード。サイズ的にはほぼフルサイズなので窮屈感はありません。ホームボタンなどのAndroid特有のボタンもあります。
サイズ的には問題ないものの、打鍵感は皆無なのでタッチタイプは厳しいです。
キーボードスタイル。立てかけているだけですが意外にしっかりと立っています。角度は自由にならないので、このスタイルを使うには机が必須ですね。
カバーを閉じたところ。文房具的な雰囲気があります。
キーボードカバーはイマイチな気がしますが、Tablet本体は質感含めてかなり良さそうです。重さはスペック上は570gですがそれほど重くは感じません(ただしキーボードつけるとずっしりした感じになります)。
Tegra 3を積んでいて各種ベンチマークの結果も上々の様子。
ただ、個人的にこれを買うかと聞かれたら、たぶん買わないですね。9インチ~10インチのタブレットが必要になったら、いまならまず迷わずにiPadを買うと思うます。ただ、値段が高いので、kindle Fire HD 8.9″やNook HD+が発売されたらそちらに行くかも。
国内で簡単に手に入るAndroidタブレットという縛りであれば、選択肢としては悪くないかな。それでも値段が高いとは感じます。これは完全にKindle FireやNook HDなどの低価格タブレットのせいですが、せめてもう1万ずつ安くなって16GBが29,800円で普通と感じるレベル(安いとは感じない)じゃないかと思うのだけどどうだろう?
(via Xperia Tablet S)