AYANEOが、Steam OS搭載の7インチゲーム端末「AYANEO NEXT LITE」を発表しました。価格は299ドルから。グローバルでの発売時期がわかりませんが、中国ではすでに予約を受け付け中で旧正月までに出荷されるとのことです。
見た目は、2022年発売のAYANEO NEXTそのままですが、APUが変更されておりRyzen 5 4500UとRyzen 7 4800Uの2モデル。RAMは16GBでストレージは128GBと512GB。
大きな特徴はOSにSteam OSを搭載すること。といってもValve公認というわけではなく、非公式のHoloISOをベースにAYANEOが最適化を施したバージョンを搭載するとのこと。
このため、Valveのサポートが受けられるわけではありませんが、同じく野良Steam OSのChimera OSはAYANEOデバイスでも動作しているので、それほど問題はないのかもしれません。
APU(とくにGPU)がSteam Deckと比べても非力で、いささか心許ないのですが、ディスプレイが7型1280×800ピクセルと小さめなこともあり、AAAタイトルを快適にとはいかないまでも、それなりに動きそうではあります。
日本でも発売されるのかは気になりますが、ゲーミングUMPCの入門編としては手頃で良さそうな端末です。