ヘルスケア機器などを手掛けるタニタが、クラウドファンディングサービスCAMPFIREでPS4向けソフト「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」で利用できるツインスティックのプロジェクトを開始しました。これで健康増進を図るわけではなく、純粋に社長の趣味のようです。
このツインスティックプロジェクト、実は今回が2回目。今年6月に行われた1回目のプロジェクトは台数5000台、1台当たり5万5400円となっていましたが、残念ながら目標額の半分にも満たずクラウドファンディングは失敗しています。
しかしそこであきらめず、今回は1000台、1台当たり4万4600円と大幅に目標を見直しており、前回の出資者が再度出資してくれるなら、余裕でクリアできるレベルになっています。
この目標額の削減(ようするに小ロット化)を可能にしたのが、バーチャロンのアーケード筐体でスイッチ類なども手掛けていた三和電子、そして金属加工を行う製造メーカー トラスティーとの協力です。どちらもタニタと同じ板橋区に本社を置いており、それが縁で協力することになったようです。
ツインスティックは、もちろんバーチャロン以外でも利用可能。タニタは「一生もののツインスティック」をうたっています。
ツインスティックを得られる出資額は4万4600円。上手くいけば、2019年11月に配送予定です。