サードパーティ製クライアントを締め出すなど、一時期は開発者と距離を取ろうとしていた感のあるTwitterですが、再び歩み寄り路線に変更したようです。TechCrunchによると、Twitterでブロックあるいはミュートした際に、そうした管理に便利なサードパーティ製アプリを通知するテストを開始したとのことです。
Twitterは2月、Twitterを便利に、そして安全に使うためのサードパーティツールを集めたTwitter Toolboxを公開しました。今回のテストで表示されるアプリもこのTwitter Toolboxに登録されているアプリで、今のところ設定に基づいてメンションを自動でミュートしたり、問題のあるツイートにいいねをした人を一括でブロックしたりできるBlock PartyやBody Guard、メンションの管理を簡単に行えるModerateが含まれています。
手動でブロックやミュートをした際にこうしたツールが提案されるのは、理にかなっている気がしますが、Twitter自身に組み込まれても良さそうな機能ではありますが、言論の自由を持ち出されることも多いので、サードパーティに任せ、あくまでもユーザーが独自に行っていることというスタンスを取りたいのかもしれません。
このテストがどの範囲で行われているのかはわかりませんが、一部ユーザーを対象にしているのでしょう。ちなみに、Body Guardは英語やフランス語、スペイン語を対象としていますが、Block Partyは日本語でも利用可能です。
Source: TechCrunch