Twitterが、イーロン・マスク氏による買収案を再検討しているとThe Wall Street Journal(WSJ)が報じています。同紙によると、マスク氏とTwitterは日曜日に買収提案について協議したとのこと。
マスク氏は4月14日(現地時間)、Twitterに対して発行済み株式を1株54.2ドル、総額約430億ドルで買収するという提案を行いました。マスク氏自身はすでに約9%の株式を所有する筆頭株主ですが、買収提案では、株式を非公開化するとしています。
イーロン・マスク氏、Twitterに約430億ドルで買収提案
イーロン・マスク氏は4月14日(現地時間)、Twitterを約430億ドル(約5兆4260億円)で買収する提案を行ったと発表しました。Twitter側もこれを認めるプレスリリースを出しており、「当社およびすべてのTwitter株主の最善に利...
これに対してTwitterは、買収防エ作の1つであるポイズンピルを採用すると発表しました。これは、(買収者を除く)既存株主に対して新規株予約権を発行しておくことで、買収が発生した際に発行済み株式を増やし、買収を難しくしようというもの。
WSJによると、Twitterは4月28日に行われる2022年第1四半期の決算報告時に、買収提案について議論する予定だとのことです。
Source: The Wall Street Journal