自宅の机の上でも出先でも、なにかと不足しがちなコンセント。そんなときに便利なテーブルタップですが、どうせUSB-ACアダプタとかを挿すのなら、そもそもタップにUSBがあれば便利なんじゃないかとは誰しも思うことではないでしょうか。
そんなUSB付きのタップは、すでに世にあふれていますが、ちょっと変わり種のUSB PD対応タップをレビュー用に提供頂きました。
見た目の通り、ACコンセント3口(表に2口、裏に1口)、USB Type-A x 2、そしてUSB Type-Cが1つというもの。
まずACコンセントとしての仕様ですが、出力はMAXで1400W。100Vしか対応していないので、海外での利用は難しそうです。
ケーブル周囲に巻き付けて収納でき、伸ばすと250mmほど。
USB Type-Aのほうは、ごく普通のUSBポートで、2ポート合計5V/2.4A。とくにQCなどにも対応していません。
そしてUSB Type-Cですが、PD3.0 27W対応です。AVHzY CT-2で確認してみたところ、対応しているのは5V/3A、9V/3A、12V/2.25A、15V/1.8A。ラベルでは5V/3A、9V/2A、12V/2A、15V/1.8Aっとなっており若干異なっています。
ともかく、27W対応なので、iPad Proは15V/1.8Aで充電が可能でした。
ただ、12V/2.25Aに対応しているはずなのですが、OneMix 2Sは9Vでしか充電できず、結果として充電不可でした。これはコンセント側というよりOneMix 2S側の問題な気もしますが……。
ちなみに、Nintendo Switchは15V/1Aで充電できました。
ともあれ、持ち歩くにしろ机上で使うにしろ、1つあると何かと便利ではないでしょうか。とくに電源タップとUSB-ACアダプタを両方持ち歩くような人にはおススメです。
個人的には、コードがもう少し長ければとも思うのですが、コンパクトにまとめるにはこの辺がちょうどいいのかもしれません。
なお、PDではなくQCのほうが……という人には、USB Type-Cの代わりにQC 3.0対応のType-Aポートが付いたバージョンもあります。