日常的に使用しているUSBケーブルですが、ケーブルによって充電できない、充電速度が違うなど、悩ましい経験をした人も多いんじゃないかと思います。
そんなときにケーブルが悪いのか、機器が悪いのかを切り分けることができるUSB電圧電流チェッカーを購入してみました。
USBメモリのような形状で、PCのUSBポートやUSB-ACアダプタなどとUSBケーブルの間に入れて使います。
7セグの表示は電圧と電流が交互に表示されるようになっています。
そんなわけで、早速手持ちのケーブルを使って測ってみました。USB-AC側は先日購入したAnkerの40W 5ポート急速充電器、端末側はNexus 5です。
5ポートで最大8Aの充電可能 Anker 40W 5ポート USB急速充電器を買ってみた – Dream Seed
まずポケットゲームズの充電専用端子の付いた巻き取りケーブル。充電端子側での計測ですが、電圧は5V、電流は0.83Aとなっていました。この後、他のケーブルでも試していますが、電圧はどれも5Vが出ていました。
同じケーブルをデータ通信端子で計測。電流は0.91Aでした。なんか充電専用端子と逆のイメージです。
Nexus専用充電器についていたUSBケーブル。0.90Aでした。
どこかでかったデータ通信と充電専用の切り替えスイッチがついた巻取り式のケーブル。0.44Aしか流れていませんでした。これで充電すると時間がかかるなぁと思っていたのは気のせいではなかったようです。
Sonyのロゴの入った短いUSBケーブル。何に付いてたやつだろう?これも0.44Aしか流れていませんでした。
出力が0.5A以下のものはUSB 2.0規格のケーブルってことでしょうね。ケーブル側にも規格が適用されるのはちょっと盲点でした。
Amazonベーシックのケーブルの説明にもUSB 2.0準拠と書かれているので給電能力は0.5Aですね。
これからmicroUSBケーブルを買うときはUSB 3.0(給電は0.9A)あるいは3.1(給電は1A)に準拠しているケーブルを探そうと思います。
そんなことにも気づかせてくれるUSBチェッカー、1つあると便利かもしれません。