Valveが2月23日(現地時間)、自分のSteamライブラリ内にあるゲームがSteam Deckでプレイできるかを確認できるページを公開しました。
Valveは以前に、Steam Deck上から互換性があるゲームを確認できるようにするDeck Verifiedプログラムを開始していたのですが、それを拡大し、自分のライブラリのゲームも確認できるようにした形です。
なお、Steam Deckで問題なく遊べる「Deckで確認済み」になる要件としては、入力・ディスプレイ・シームレスな体験・システムサポートの4つが挙げられています。
- 入力
- タイトルは、コントローラのフルサポートと適切なコントローラ入力アイコンの使用、および必要に応じてオンスクリーンキーボードを自動表示します。
- ディスプレイ
- Steam Deckのデフォルトの解像度(1280×800または1280×720)をサポートし、適切なデフォルト設定があり、テキストが判読可能です。
- シームレスな体験
- 互換性の警告が表示されず、ランチャーがある場合はコントローラで操作できます。
- システムサポート
- Protonを介して実行する場合、ゲームとそのすべてのミドルウェアがProtonでサポートされている必要があります。これにはアンチチートサポートも含まれます。
これらを全部満たせば「確認済み」となりますが、設定等を一部修正すれば問題なく遊べるものは「プレイ可能なゲーム」として分類されます。
そして、残念ながらプレイできないゲームも存在ます。
なお、Valveはサードパーティと協力して、ゲームを1タイトルずつチェックしているとのことで、現状ではすべてのゲームのチェックが終わっているわけではありません。このため、ライブラリ内にあっても「未テスト」と分類されているものもあります。今後、確認済みタイトルが増えていくと考えられるので、頻繁にチェックするようにとのことです。
とはいえ、日本でSteam Deckが出るまで、まだしばらく時間がかかりそうなので、それまでに主要タイトルの確認が取れることを期待したいところです。
Source: Valve