最近、急速に数が増えてきた感のあるモバイルディスプレイ。出先でもサブディスプレイが欲しい時などに重宝しますが、そんなモバイルディスプレイのVinpok Splitを開発元のVinpokから提供頂きました。
Vinpok Splitは、3月に紹介したメカニカルキーボードVinpok Taptekと同様にIndiegogoでキャンペーンを行っていた製品。Indiegogoでは、3億円を超える調達に成功しています。
仕様としては、15.6インチ 1920×1080のIPSディスプレイで、タッチパネル仕様。重さは625.9g。接続はUSB Type-Cもしくはmini HDMIとなります。
マグネット式のカバー兼スタンドがあり、このカバーは分離可能です。
スタンドは下記のように、ディスプレイ側のカバーを背面にぐるっと回します。角度は若干ですが調整は可能。
カバーを開けてスタンドにする様子を動画で撮ってみました。
実際の使い方ですが、PCとの接続はUSB Type-Cから給電も行え、ケーブル1本で済みます(右側のUSB Type-Cに接続)。
PC側にUSB Type-Cがない場合でも、HDMIがあれば接続可能です。Split側はmini HDMIですが、HDMI-mini HDMIケーブルが付属します。ただし、この場合は別途USB Type-Cで電源の接続(15V)も必要です。
接続中はVinpok Split側から音が出ます。左側面のトグルスイッチでボリューム調整が可能。また、トグルスイッチを押し込むとメニューが出るので、輝度の調整なども行えます。
PC以外では、Nintendo Switchとも接続可能。ドック不要でテレビモードになりました。ただ、Switchの場合は別途電源が必要です。
スマートフォンとの接続の場合、機種にもよりますが電源を挿さなくても動作します。Galaxy Note 8ではミラーリングで起動しました。電源を挿しておけばDexも利用可能です。
正直なところ、15.6インチは意外と大きく、気軽に持ち運ぶのは難しいです。常にこのサイズのラップトップを持ち運んでいる人には違和感がないかもしれませんが。個人的には、これの10インチ版を出してほしいところ。
自宅で使うだけなら、普通にディスプレイを購入したほうが安いし、使い勝手は良い気がします。
それでも、出張先のホテルなどで、広い画面で作業したい場合。あるいは、旅行などでみんなで動画を観る、ゲームをするといった場合には重宝しそうです。
自宅でも、家の中で持ち運べるディスプレイとして使うならアリでしょう。
なお、Vinpok Splitのパッケージにも、ノートPCの横に接続している写真がありますが、これを行うには別途クランプが必要です。Machi-yaでは904円からとなっているこのクランプ、Mountieと同じもののように見えます。
Vinpok Splitは、5月31日までMachi-yaでキャンペーン中。最低出資額は3万6000円からとなっています。