映画「レディ・プレイヤー1」に登場するような、360度自由な方向にVR空間を動き回れるトレッドミル。すでに海外では、民生品がいくつか登場していますが、そのうちの1つ、KAT WALK Cが国内サイトCAMPFIREで予約販売を開始しています。早割価格で20万5000円から。
KAT WALK Cを極めて簡易に説明すると、滑りやすい土台と滑りやすい靴を利用し、その場で歩いたり走ったりが可能。靴に取り付けられたセンサーにより、移動方向を検出、VRに反映させるといったものです。
当然ながら、コンテンツ側が対応している必要がありますが、SteamVRやPS VRと互換があるとのこと。注意点としては、PC接続型のVRゴーグルが必要です。スタンドアロンのOculus Quest 2などでは利用出来ません(Oculus LinkでPC接続すれば可能)。このため、相応に高性能なPCを用意する必要があります。
サイズは直径1.2m、高さ1.5mほど。両手を広げることもを考えても直径1.5~2mほどの範囲があれば十分でしょう。これなら、狭い日本の住宅でも、部屋の片隅に置いておけそうです。
ゲームだけではなく、純粋にウォーキングやランニング目的のトレッドミルとしても利用出来そうな本機、20万円超で手を出しにくいと感じるかもしれませんが、ハイエンドスマートフォンが15万円超なことも珍しくなくなってきており、それを考えれば十分にアリでしょう。
ただ、重さが68kgあり、どのような状態で配送されるのかが気になるところ。2階以上に置きたい場合はそこまで運べるかも考慮しておいたほうが良さそうです。
Source: CAMPFIRE