Googleは3月12日(現地時間)、Wear OSのTilesをサードパーティの開発者に開放すると発表しました。開発者は独自のTilesを作成可能となり、今春後半に予定されているWear OSのアップデートで一般ユーザーが実際に利用可能となります。
Wear OSのTilesは、2019年に導入された機能。それまで、画面の左スワイプではGoogle Fitしか表示できませんでしたが、Tilesの導入によりカレンダーや天気、ニュースなどいくつかの情報を表示できるようになりました。
Wear OSの新機能、スワイプで切り替える「タイル」が利用可能に
5月に予告されていたWear OSのウィジェット対応「タイル」が利用可能になっています。サーバー側の設定のようでアプリのアップデートはなく、順次展開されているようです。 関連:Wear OSのUIが新しく。スワイプでウィジェットの切替に対応...
とはいえ、たとえばGalaxy Watchなどとは違い、インストールしたアプリがそれぞれ専用のTilesを表示することはできず、用意されたものしか利用できませんでした。これが、ようやく独自のTilesに対応するわけです。Wear OS自体が機能的にアップデートするわけではありませんが、Tiles(ようするにウィジェット)次第では、使い勝手が大きく変化する可能性はあります。
現状は、開発者向けにライブラリがアルファ版でリリースされた段階なので、どういったものが登場するのかはまだわかりませんが、今後に大いに期待したいところです。
Source: Android Developers