Samsungが新Wear OS搭載のGalaxy Watch4を発表したのに合わせ、Googleが既存のWear OS(Wear OS 2)向けに3つのアップデートを発表しています。
といっても、大幅な機能アップというわけではなく、Wear OS3の一部エクスペリエンスをWear OS2にも適用するというもの。
1つはGoogle Payの適用国を拡大するというもの。残念ながら、相変わらず日本は対象外。今後も増える予定とのことなので、期待したいところです。これにあわせ、ウォレットに保存されているカードの表示が大きくなり、スワイプしやすくなったとしています。
2つ目はメッセージアプリの更新で、スマートウォッチ上から直接返信が可能になるとのこと。もちろん、やりとりはスマートフォンに同期されます。
最後はサードパーティアプリの更新と、これに伴うタイルの追加。Wear OS上のGoogle Playのアップデートは以前に発表されていましたが、今後数週間で、そのGoogle PlayからWear OS向けにアップデートされたCalm、Komoot、Period Tracker、Sleep Cycle、Spotify、Stravaなどのアプリがダウンロード可能になるとのこと。これらのアプリは、タイルでも利用可能になります。
既存のスマートウォッチのほとんどが、Wear OS 3へのアップデートは行われないのは残念ですが、こうした微変更は続けられるようなので、一気に陳腐化することはなさそうです。とはいえ、Wear OS 3にアップデートしてほしいところですが……。
Source: Google