Buffaloが、サムスン電子ジャパンとの相互協力により、Wi-Fi 6E対応ルーター「AirStation WNR-5400XE6シリーズ」と「Galaxy S23」「Galaxy S23 Ultra」との動作確認結果を発表しています。それによると、6GHz帯での通信では、ダウンロードで約1.3Gbpsを記録したとのことです。
Wi-Fi 6Eは従来の2.4GHz帯や5GHz帯とは異なり、あらたな通信帯域として6GHz帯を利用しており、干渉が少なく通信速度も早いと宣伝されています。ただ、実際のところはどうなのかという疑問もあったのですが、今回の検証では理論値ではなく、実利用環境を想定したとのことで、5GHz帯の干渉がある場合とない場合での速度がそれぞれ報告されています。
この検証によると、ダウンロードの経金スループットはWiFi 6の5GHz帯をリヨウした場合、5GHzの干渉があると約78%にダウンしたのに対し、WiFi 6Eの6GHz帯では5GHzの干渉があっても約93%を維持したとのこと。これにより、5GHz帯の干渉による影響をほとんど受けないことが確認できたとしています。
とはいえ、WiFi 6Eの利用にはクライアント側の対応が必須。スマートフォンでもハイエンドモデルくらいしか対応していなので、現状ですぐにWiFi 6E対応ルータが必要かは悩ましいところです。
Source: BUFFALO