MicrosoftがSurface Pro 6やLaptop 2など新製品を一斉に発表しましたが、合わせて、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)」の提供も開始されています。
April2018 Update(1803)以来の大型アップデートで、非常に多くの新機能が追加されています。Insider Programで先行リリースされていたスマートフォン内の写真にアクセスしたり、SMSの送受信がPCから可能になるYour Phoneも正式にリリースされています。なお、日本でのアプリ名は「スマホ同期」になります。
そんな注目機能がある中で、実用的に便利そうなのがクリップボード履歴とその共有機能です。
まずクリップボード履歴ですが、これはそのまま、クリップボードにコピーした内容を一覧表示できるもの。サードパーティのアプリでよくある機能ですが、公式に対応したわけです。
利用方法は、一覧にアクセスしたい場合のみWin + Vを押します。すると、一覧表示が出るので、その中から使いたい(ペーストしたい)ものを選びます。
なお、履歴に使えるテキストは100kb以下に制限されています。また、画像も利用できますが、こちらは1MB以下のみです。
クリップボードでのもう一つの目玉機能が、クリップボード履歴の共有です。同じMicrosoftアカウントでログインしていれば、他のWindows 10端末でも同じクリップボード履歴が利用できます。この機能、Windows 10のタイムライン機能と同じ技術で実装されているそうです。
いずれの機能も、設定 > システム > クリップボードから利用設定が可能。
とりあえず、デスクトップとノートPCなど、PCを複数台利用している場合には便利ですかね。
(souce Microsoft)