Insider向けに配信されているWindows 11において、新機能フォーカスセッションが利用可能となりました。ただし、いまのところDevチャネルのみで、ベータチャネルでは利用できません。
フォーカスセッションは、「アラーム&クロック」に追加された新機能。とはいえ、生産性を高められそうな機能をまとめたダッシュボードが用意されている以外、従来のタイマー機能と大差はありません。
集中したい時間を設定してタイマーをスタート。この時、45分に1回の休憩も設定可能です(画面左上)。また、毎日集中する時間を設定(毎日2時間など)しておくと、その日の進捗状況も確認できます(右上)。Microsoft ToDoとも連携しており、画面内にタスクの表示もできます(左下)。
そして、目玉機能となりそうなのがSpotify連携。セッションタイマーをスタートする際に音楽の再生も可能です。とはいえ、アラーム&タイマーのアプリがSpotifyを再生するわけではなく、別途Spotifyアプリが起動します。これが便利なのかどうかは今一つわかりませんが、集中力を高める音楽を見つけやすくなっているので、Spotifyアプリで音楽を探しているうちに、時間が経てしまったなんてことは防げるかもしれません。
なお、これ以外のアップデートとしては、一度は廃止とアナウンスされたSnipping Toolが復活しています。代わりに、「切り取り&スケッチ」が廃止されたようです。
電卓も新しくなったとのことですが、これは何が変わったのかわかりませんでした。
Source: Microsoft(1), (2)