最近あちこちで名前を聞く中国のXiaomiですが、そのXiaomiのミドルクラス端末Redmi 1Sが2014年Q2で世界で4番目に売れたスマートフォンだったようです(ソースはStrategy AnalyticsのCountry Share Tracker。ただしもとレポートは有料のため確認はしていません)。
そんなXiaomiのRedmiシリーズですが、MediatekのMT6595を搭載した新モデルを開発中ということです。MT6595は7月に正式発表されたプロセッサで、Cortex-A17を4つ、Cortex-A7を4つでオクタコアとなるbig.LITTLE構成のプロセッサです(現行のRedmi 1SはクアッドコアのSnapdragon 400)。
スペック詳細は不明ですが、価格は999元(約18,000円)〜1499元(約27,000円)と現行の699元(約13,000円)よりも大分上がるみたいです。日本の感覚からすると、それでも十分安いですけどね。
最近ではすっかり「安かろう、悪かろう」というところから脱却し、低価格ながら一流メーカと互角の性能・品質になっている中国メーカー勢。日本でもSIMフリーで販売したりしてくれると面白そうなのだけど、市場規模的に旨味は少ないんだろうなぁ。
このへんの中国メーカーの話は、エコノミストに載ってる山根さんの記事が詳しかったです(中国:勢い止まらぬ中国の低価格スマホ アップル、サムスンと互角の実力 2014年9月23日号)。