Xperia Smart tagを購入してみました。英Cloveで4個セット送料込み£20(約2,600円)。
これが何者かという説明は今更不要だと思いますが、QRコードのNFC版だと考えるとわかりやすいかもしれません。NFCリーダでこれを読み取ったときに様々な動作を行わせるというものです。
付属している小冊子の表に日本語があったので、「お?」っと思ったのですが、中身はこんなでした。
このSmart tag、Xperia以外でもNFC搭載端末なら使用することは可能です(Galaxy Note SC-05Dでの使用例は別記事に書く予定)。なので、今回はNFCを搭載しているBlackBerry 9790で試してみました。
試してみたといっても、すでにpocketgamesで検証済みの内容をなぞっただけですけど。
pocketgames PDA秘宝館 » Blog Archive » BlackBerry Bold 9790/9000でXperia Sに対抗
9790は標準でNFCリーダを搭載していますが、スマートポスターというタグからURLを読み取って開くという機能しかありません。これではあんまり役には立たないのでNFCShortcutsというアプリをインストールします(有料アプリ)。
NFCShortcutsをインストールすると、NFCタグを読みとったときに指定したアプリを起動させることが出来るようになります。Pocketgamesに書いてあるようにShortcutMeを組み合わせることで様々な動作(WiFiのOn/Offとかサイレントモードにしたり、時計表示にしたりとか)をさせることができるのでなかなか面白いです。
ただ、そのままではNFCタグを読み取ったときにBlackBerryの標準アプリが立ち上がって来てしまいます。裏でちゃんとNFCShortcutsで指定したアプリ(動作)も動くのですが、これが邪魔だという場合には、NFCShortcutsのメニューから「Write to Tag」>「White NFCL data to a tag」でXperia NFC tagの内容を上書きすれば標準アプリは立ち上がらなくなります。このとき、「White and Lock the tag」を選ばないように注意してください。これをやると二度と本来の意味での「Xperia Smart tag」としては使えなくなります。
「White NFCL data to a tag」で上書きすると、そのXperia Smart tagはAndroid端末(Xperiaも含めて)でXperia Smart tagとしては使えなくなります。ただ、Lockをしない限りはあとで戻せるのであんまり気にする必要はありません。
そんなわけでBlackBerryでもXperia Smart tagを使えるようになりました。使い道が微妙なアイテムではありますが、寝室に置いておき読み取ったときに時計表示にしてアラームをONにするとか、会社に置いておきサイレントモードに切り替えるとかすると便利かもしれません。