ドコモから12月下旬に発売予定のARグラス、「Rokid Max」向けの「Rokid Station」を購入してみました。Aliexpressのブラックフライデーで少し安くなっており1万8000円程で購入。公式ストアでは2万1990円なので、若干安く購入できました。
Rokid Max自体は持っていないのですが、とりあえずXREAL Air 2 Proにつなげてみたところ、問題なく利用できました。
Rokid Max向けとはいっても、Rokid Station自体はバッテリー内蔵のAndroid TVデバイスです。ARグラスではなく、モバイルモニタを接続しても利用できます。
この辺りは、以前にRokid Maxをレビューした際にも触れています。
ただ、本体の出力がMicro HDMIなので、付属のMicro HDMI to USB-Cケーブルを利用する必要があります。ちなみに、このケーブル、XREAL Air 2 Proにも違和感なく接続できました。
Rokid StationはGoogle認定のAndroid TVデバイスなので、Google Playを利用できるのが魅力。XREAL Beamのようにサイドロードする必要はありません。
ただし、Android TVあるあるですが、Netflixは利用できません(Google Playからインストールできません)。また、Beamとは違い外部ソースからの入力には非対応です。代わりにChromecastは安定して使えます。といっても、DRMで保護されたコンテンツのキャストは行えないのですが。
とりあえず、BeamとRokid StationをXREAL Air 2 Proで使う上での比較は下表のような感じです。
XREAL Beam | Rokid Station | |
---|---|---|
Chromecast | 〇(まだバグっぽい) | 〇 |
Miracast | 〇 | × |
出力 | USB-C | Micro HDMI |
バッテリー持ち | 3.5時間 | 5時間 |
単体でのアプリ使用 | △(サイドロード) | 〇(Google Play対応) |
3DoF | 〇 | × |
Netflix対応 | 〇 | × |
プライムビデオ対応 | 〇 | 〇 |
3DoFが不要なら、大体のことはRokid Stationで問題ないのですが、Netflixを見れないことが難点でしょうか。
こうして悩むぐらいなら、DisplayPort Alt Modeに対応した安いスマートフォンをXREAL専用にしてしまったほうがいいのではという気もします。どんなスマートフォンが向いているのか、そのうち調べてみたいところです。