XREALが、ARグラスXREAL向けのコンパニオンデバイス「XREAL Beam Pro」を中国で発表しました。
既存のXREAL Beamの上位モデルではありますが、ディスプレイを備えており見た目は完全にスマートフォン。無線関連は、WiFi 6にBluetooth 5.2。8月には5G版もリリース予定です。
特徴的なのは背面のカメラ。どちらも5000万画素で、空間ビデオを撮影できるとのこと。このため、左右の視差として距離が空いているようです。
もちろん、撮影した空間ビデオはXREAL Airなどで視聴が可能です。
OSは、Android 14ベースのNebulaOSを搭載。アプリなども一通り動かせるようです。SoCはSnapdragon 6 Gen 1で、6GB+128GBと8GB+256GBの2モデルがあります。
充電しながらARグラスも利用できるよう、USB-Cポートを2つ備えますが、BEAMとは違い、外部映像の入力には非対応のようです。
正直なところ、スマートフォンでいいのでは?という気がしなくもないのですが、XREAL Airなどを接続してしまうとスマートフォンの充電ができなくなるのは事実。このため、USB-Cを2つ備えているのは、便利と言えば便利かもしれません。
最近はゲーミングスマートフォンでUSB-Cを2つ搭載するものもありますが、ARグラスがもっとも普及すると、スマートフォン側にUSB-Cを2つ搭載するというのは当たり前になっていくのかもしれません。
なお、XREALは6月18日にBeam Proをグローバル発表する予定です。
Source: Xreal