Googleは3月24日（現地時間）、YouTubeで特定の健康トピックを検索した際、信頼できる医療・健康機関からの情報を目立たせる機能を日本、ブラジル、インドにも導入すると発表しました。今週から表示されるようになるとのことです。
健康関連のトピックに関しては、陰謀論や悪質なデマ、悪意がないまでも誤った情報などが数多く動画で公開されています。信頼できる情報源から情報に触れることは重要ですが、そうした情報よりもセンセーショナルな動画が目につきやすいのも事実です。
このため、2021年7月に米国ではYouTube上で健康関連の検索をした際に、信頼できるソースからの動画を上部にカルーセル表示するになっていました。今回、この機能が日本にも展開される形です。
ちなみに、信頼できるソースとしては、もともと全米医学アカデミー（NAM）によって招集された専門家のパネルによって開発された一連の原則を使用。グローバルでの展開にあたり、世界保健機構とNAMが開発した「ソーシャルメディア上の健康情報の信頼できる情報源を特定するためのグローバル原則」なども利用します。なお、いまのところは信頼できる情報源として、認定された医療機関と政府機関のみが表示されますが、今後、他の健康情報源に拡大する方法を模索しているとのことです。
Source: YouTube
