国内でUMPCを専門に扱うハイビームは10月18日、AOKZOE(エーオーケー・ゾーイ)のポータルぶるゲーミングPC「AOKZOE A1」を11月25日に発売すると発表しました。価格は13万6800円から。10月20日までにメルマガに登録すると、予約購入時に使える5000円オフクーポンがもらえるキャンペーンも実施しています(クーポンの利用は10月23日まで)。
8インチのゲーミングPC「AOKZOE A1」
AOKZOE A1は、世界初のAMD Ryzen 6800Uを搭載するゲーミングUMPC。8インチ FHD(1920 x 1200)のIPS液晶を搭載しており、7インチのSteam Deckより30%画面が大きいとアピールします。にもかかわらず、本体サイズ自体はSteam Deckと同等です。
バッテリー容量はAOKZOE A1 Liteが1万2600mAh、AOKZOE A1が1万7100mAh。公称で3時間の連続プレイが可能としていますが、実利用では1時間30分程度となるようです。
インターフェースは上面にUSB 4.0(Type-C)とmicro SD。
底面にUSB 3.0とUSB 4.0(Type-C)、オーディオジャック。なお、USB 4.0は2つ同時に利用すると底面側の速度が遅くなる仕様とのこと。
キックスタンドも備えているので、机上で自立させ、別途コントローラーを使用してプレイすることも可能です。
価格は、下記の通り。
名称 | 主な仕様 | 価格 |
---|---|---|
AOKZOE A1 Lite 国内正規版 | AMD Ryzen7 6800U/16GB/512GB/12600mAh/8インチ/約668g | 136,800 |
AOKZOE A1 国内正規版 | AMD Ryzen7 6800U/16GB/512GB/17100mAh/8インチ/約729g | 139,800 |
AOKZOE A1 国内正規版 | AMD Ryzen7 6800U/16GB/1TB/17100mAh/8インチ/約729g | 149,800 |
AOKZOE A1 国内正規版 | AMD Ryzen7 6800U/32GB/2TB/17100mAh/8インチ/約729g | 174,800 |
なお、AOKZOE A1は以前にクラウドファンディングを実施しており、中国ではすでに発売中。日本で発売されるものは、それよりも2つはバージョンが上がったものを提供するとのこと。このため、発売時期が少し遅れることになったとしています。
発表会では、ハイビームのアンバサダーに就任したYoutuberの三田寺理紗さんがAPEXのプレイを披露。コントローラーの感覚に慣れてしまえば、ゲームパッドを使うのと変わらない操作をできそうだと感想を語っていました。
また、YouTubeチャンネル「みたでらげーむ」にて、10月30日22時ごろから「AOKZOE A1」を利用したゲームプレイのライブ配信を行うとのこと。手元も映しながらプレイするとのことなので、操作感などが気になる人はチェックしてみるといいかもしれません。
Nreal Airも取り扱い
AOKZOE A1の発表にあわせ、ARグラス「Nreal Air」の取り扱いも開始されます。
Nreal Airは4m先に130インチ相当の画面を表示できるARグラス。半透過型で装着中でも周囲の様子を確認できます。もともとはスマートフォンでの利用が想定されていますが、PCと接続しても利用は可能。AOKZOE A1のようなポータブルなゲーミングUMPCであれば、手元を見る必要もない(半透過なので見ようと思えば見えますが)ので没入感がアップするとしています。
なお、Nreal Airには視力矯正レンズフレーム、ようするに度付きレンズを内側に装着できるフレームが付属しており、オーダーメイド眼鏡 JUN GINZAが度付きレンズの作成サービスを実施しています(もちろん有料です)。
Amazonからの注文も可能です。
ハイビーム、大阪に進出
現在、秋葉原に実店舗を構えているハイビームですが、11月には大阪なんば店をオープンするとのこと。
また、同じく11月にはRentioにてゲーミングUMPCのレンタルサービスを開始予定だとしています。
まだ詳細は不明ですが、今後、「とりあえずレンタルで試してみて、気に入れば購入する」という流れができるかもしれません。