Amazonは10月16日、Kindleシリーズを刷新し、新しい「Kindle Scribe」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」、「Kindle」の4モデルをまとめて発表しました。2012年のKindle発売以来、Kindleシリーズをまとめて刷新するのは初めてとのことです。
なお、全体的に1万円弱の値上げとなっています。
新Kindle Scribe
新しくなったKindle Scribeは、10.2インチの画面サイズは変わらないものの、デザインを一新。ディスプレイの周りをホワイトベゼルが囲んだデザインとなりました。専用のペンも新しくなっているとのことです。
基本仕様に変更はないようで、前モデルと同じく第1世代となっています。ただ、新機能としてActive Canvasを搭載。横書きのKindle本の文中に直接メモを書き込むことが可能になったとのことです。ただし、縦書きやマンガなど固定レイアウトの電子書籍には対応していないとのことで、日本ではあまり活用できないかもしれません。
価格は、16GBが5万6980円、32GBが5万9980円、64GBが6万4980円。Amazon純正折りたたみカバーは、現行の展開（ファブリックカバー、レザーカバー、プレミアムレザーカバー）に加えて、植物性レザーカバーと、プレミアムレザーカバーがそれぞれ2色ずつ加わり、価格はそれぞれ9980円と1万5980円。
発売は12月4日の予定です。
新Kindle Paperwhite、Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
Kindle Paperwhiteは、第12世代に更新。画面サイズが6.8インチから7インチに拡大しました。これに伴い、サイズと重量もアップしています。
そのディスプレイですが、前モデルと比べてページめくりの速度が25%向上しているとのこと。バッテリー持ちも従来の最大10週間から最大12週間へとアップしました。防水性能に関しては従来通りIPX8等級です。
Kindle Paperwhiteシグネチャーエディションは、前モデル同様32GBのストレージを搭載。また、ワイヤレス充電にも対応しています。
価格は、Kindle Paperwhiteが2万7980円、シグネチャーエディションが3万2980円。別売りのAmazon純正カバーは、ファブリックカバー、植物性レザーカバー、プレミアムレザーカバーがそれぞれ2色展開で、価格は4980円～8980円。
すでに販売が開始されています。
新Kindle
6インチの新Kindleは、外観自体は前モデルから変更はなく、世代も第11世代のままとなっています。ただ、白黒コントラスト比がアップデートしたほか、フロントライトの輝度が最大25%向上（Paperwhiteと同等）しているとのことです。また、ページめくりも高速になったとしています。
価格は大幅に上がってしまい、1万9980円。別売りのファブリックカバーは3980円。
すでに販売が開始されています。
