
ポータブル電源大手のEcoFlow Technology Japan(以下、EcoFlow)は6月23日、モバイルバッテリー「RAPID Pro」「RAPID」「RAPID Mag」の3シリーズを発表しました。いずれも7月7日から発売の予定です。

EcoFlowはこれまでもモバイルバッテリーをリリースしていましたが、「あらゆる電力ニーズにワンストップで対応するスマートエネルギーブランドを目指す」とのことで、あらためて、モバイルバッテリー市場へ本格参入する形です。
RAPID Proシリーズ
RAPID Proシリーズは、EcoFlowがポータブル電源で培った独自技術や先進技術を最大限に活用したハイエンドシリーズ。
大容量バッテリーと急速充電が特徴で、独自の「X-VELOバッテリー」は最大27,650mAhの超大容量で片手に持てるサイズ感を実現。

また、ポータブル電源で培った特許取得済みの高速充電技術「X-Stream」をモバイルバッテリー向けに最適化し応用しています。バッテリーセルの状態に応じて最適な出力をリアルタイムで調整することで、最大合計300Wの急速充電を高効率かつ高い安全性・安定性で提供するとのことです。
また、RAPID Proシリーズのモバイルバッテリーは、底面にポゴピンを備えているのが特徴。320W GaN急速充電器を利用することで、バッテリー本体の320W急速充電を実現しています。


また、APID Pro-X Power Bankには、巻取りケーブルのマグネット式モジュールも同梱。ケーブルを忘れて充電できないということを防ぎます。

別売りになりますが、Apple Watch用の充電モジュールも発売されます。

ちなみに、他のRAPID Proシリーズのバッテリーは、巻取りケーブルを本体に内蔵しています。

RAPIDシリーズ
RAPIDシリーズは、容量や出力といった性能・機能面、およびサイズや持ち運びやすさのバランスを最適化した汎用的で使いやすいモバイル充電ソリューション。
本体にストラップ式 / 巻取り式2本のUSB Type-Cケーブルを搭載したモバイルバッテリーや、モバイルバッテリーとAC充電器、USB-Cケーブルの3機能が一体になったオールインワン製品、USB Type-Cケーブル内蔵型の高出力AC充電器など、幅広いシーンを1台でサポートする多機能の製品が特長です。

ケーブルを内蔵しないシンプルなモデルも用意されており、おそらく製品の中でも一番の普及帯モデルというイメージです。

RAPID Magシリーズ
RAPID Magシリーズは、業界最薄クラスのワイヤレス充電対応モバイルバッテリー。5000mAhおよび10000mAh容量の2製品が5色のカラーバリエーションで展開されます。


Magsafe対応ですが、ワイヤレス充電は7.5Wまで。USB-Cポートを備えており、有線では20W(5000mAhモデル)/30W(10000mAhモデル)充電にも対応します。
